ルシリカは『香り』で人々の心を癒す香職人の見習い。ある日病身の王太子妃エリスを見舞った際に毒殺容疑をかけられて、弁明する暇も与えられず湖の孤島へ幽閉される。
『そんな運命、甘受してたまるものですか。私はエリス様を毒殺なんかしていない』
ルシリカが幽閉されている孤島はちょっと不思議に満ちた場所。時には香草集めや香水作り。謎のモフモフ生物(?)と交流したり。見張り役のイケメン騎士様と何故かドキワクしたりと、以外にも快適生活が始まっていく。少しですが恋愛要素も入る予定。
ルシリカは王太子妃毒殺の冤罪を晴らし、死の真相を突き止めるために、この孤島で図太く生きる決意をする。『願い』は叶えるためにあるのだから。
シリアスの皮を被っていますがハッピーエンドで、お気軽に読める内容です。
※カクヨムの方で先行連載中です。1月半ばで完結予定。
(毎日1回更新)
※本作はフィクションです。調合・香り関係の造語があります。創作のため、実際に同じような言葉が存在してもご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 23:23:37
120909文字
会話率:40%
剣術などの武術が盛んなエーデルタルト王国に魔術には優れていたが、武術が不得意な王太子がいた。
武を貴ぶ王は剣もロクに使えない王太子に諦めをつけ、王太子の弟を次期王に指名しようとする。
王は両者を戦わせ、勝った方を次期王にすると宣言した。
そ
して、御前試合は…………弟が勝った。
これにより、王太子であるロイドは王族から貴族に落とされ、辺境の地へ流されることになってしまった。
納得がいかないロイドはその夜、婚約者であるリーシャと共に見張り台から城を眺める。
2人は城を眺めながら敗北と悔しさを堪えながらも涙した……
「腹いせにぼやを起こす魔法をしかけてやったわ」
「奇遇ですね……わたくしもです」
「「ははは…………え?」」
ちょっとした火種も2つもあれば燃え上がり、王都に警鐘が鳴り響く。
ロイドとリーシャは王都を出ると、道中で再開した元同級生のマリアを巻き込んで他国に逃れることにした。
廃嫡王子と悪役令嬢と不幸な田舎令嬢の逃亡劇が始まった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 12:00:00
605137文字
会話率:55%
雑踏とした雰囲気が流れるこの街で、異端の雰囲気を持つのはこの場所だけだった。建物に、上へと続く先が見えない階段が一つだけついているだけにも関わらず、見張りの屈強な男がガシリと二人構えている。整った顔つきの黒髪の男はその二人に気にも留めずに二
人の間を通った。男二人はチラリと男を見たが、何も言わずに再び前を見据えた折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-01-08 11:35:48
25220文字
会話率:50%
リーツェル王国の王都の片隅に、夜の間だけ現れるカフェがある。
名前はカフェ銀月亭。元・氷晶の賢者こと王国最高峰の魔法使いエーファ・ヘルマンは24歳。彼女が早過ぎる引退をして開いた、一風変わった店だ。
エーファは看板フェンリルのシリウスと一緒
に店をきりもりするかたわら、大切な「お嬢様」を国外追放した忌々しい王太子に復讐するべく暗躍している。
ある日、エーファと年が近く顔見知りの騎士団長のランベルト・フォン・ロシュフォールが店を訪れた。
エーファの行動を訝しんだランベルトは、見張りのために毎日来るようになる。それに気づいたエーファだが、ランベルトから情報を引き出すためにわざと彼に近づき――腹の探り合いが始まった。
お互いを警戒していた二人が、交流を重ねていく間に恋に落ちてしまうお話です。
エーファがカフェで出すスパイスが効いたお菓子やホットワイン、そして頼もしいモフモフ相棒の活躍もお楽しみください。
※アドベントカレンダーとして毎日更新する予定ですので応援いただけますと嬉しいです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 02:08:01
87284文字
会話率:39%
地上に黒い霧が現れてから八十年。死を運ぶ霧から逃れるため、人々は地下へ潜って生き延びた。交通、通信、経済は崩壊し、世界各所の地下で細々と暮らしていた。
だが、霧によって死なない人間も居た。地上を自由に闊歩できる者、ランド・ウォーカーだ。
かつて地上に作られた原発からの電気を生活の要にしている日本で、その耐久年数が限界に近付いていた。丁度その頃、アメリカで雷のエネルギーを利用した発電方法が開発されたとの情報が入る。
ランド・ウォーカーであるカイは、その発電技術を入手するためアメリカへ行くよう依頼される。用心棒兼見張り役のタケルと共に、長い旅へ出る事となった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 11:17:05
194100文字
会話率:63%
クリスマスイブの夜、ぼくは偽サンタを捕まえるために見張りをしていた。サンタさんなんてウソだ。だって、ママとパパがぼくのプレゼントのことを話してるのを聞いちゃったんだ!
でも、窓から入ってきたのは、偽サンタでも、おじいちゃんサンタさんでもな
くて、サンタの代理人だというおじさんでした。疑いつつもサンタのソリに乗った少年は、サンタさんと冒険に出かけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-24 17:14:22
7914文字
会話率:42%
ある日、魔法使いの少女リリィは、古いレシピ本を見つけました。その本には「魔法のパンケーキ」の作り方が書かれていました。
リリィは早速そのレシピを試してみることにしました。材料を混ぜて、魔法の呪文を唱えながらパンケーキを焼き始めました。
すると、パンケーキが突然空中に浮かび上がり、踊り始めました!リリィは驚いて目を見張りましたが、パンケーキは楽しそうに踊り続けました。
最終的に、パンケーキはリリィの前にふわりと降りてきました。リリィが一口食べると、その美味しさに感動しました。魔法のパンケーキは、リリィの心を温かく包み込みました。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-19 17:00:55
263文字
会話率:0%
自分が悪役令嬢で、数時間後に殺されることを思い出したニコラ。見張りがいて、逃げ出すこともできない。
すべを諦めるしかない状況で、紙飛行機に一言書いて飛ばす。
すると兄の友人であり、ひそかに憧れていたリオン先生がそれを持って――
(なろうラ
ジオ大賞の参加作品です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 18:00:00
1000文字
会話率:36%
闇バイトに手を染めた男が警察へ自首してきた。
就職に失敗し、職を転々としていたこの男は初め、ただ興味と簡単な気持ちでそれに応募したのだという。
猫探しから始まり、自宅訪問。簡単で、あくまで実行犯にならない程度で金を稼いできていた。
しかしある日、自分を故意に雇ってくれていた奴らが消えてしまう。男は実行犯たちが逮捕されたのだと思い恐怖しながらも、次の仕事先を探していた。
別口の紹介で得たのは、ある閑静で高級な別荘街にある最奥の別荘を一週間見張っているというもの。
集まったのは三人の男。自分と同じような身の男たちに嫌さを感じたものの、一台の車で交代で見張りを始めた。
しかししばらくすると、その別荘の違和感に気づく。
見張れと言われたわりに、人の出入りもなければ気配もない。厚いカーテンからは、中の様子も伺えない。
失敗なのではないか。そう思いつつも、三人は期日が過ぎるのをただ待った。
そして最後の日。それまで連絡が取れていた依頼者との連絡が途絶えてしまう。
ここまで来てそれはない。時間もお金も無駄になったと怒りが沸き起こったのと同時に、あの別荘の中はどうなっているのか。三人はそのことが気になり始め中へ侵入してしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-08 22:35:25
10066文字
会話率:28%
がいこつオバケのスケルトンさんのスイカ畑からスイカが盗まれました。スケルトンさんは見張りをつけることにしましたが……。
スイカ泥棒と見張りオバケが対決!? スケルトンさんの作戦勝ち!?
いったいどうなるのか?
最終更新:2024-11-21 20:33:00
2048文字
会話率:29%
生まれた時から婚約している公爵家長女のエレナと第一王子のエリウス。小さい頃はとても仲良く過ごしていた2人だが、妃教育がはじまって以降、2人で話す時は必ず見張り役がつくため普通に話すことができなくなっていた。その状況にエリウスはずっと不満を抱
えていたため、王様に直談判し、結婚前に定期的に2人きりになる時間を作る許可をもらう。そんなことしらないエレナは急に2人きりにされ「また仲良しようね。」と言われるも、困惑して、そんなの無理と逃げ出す。
マイペース溺愛王子×不器用真面目令嬢のコメディラブストーリー♡折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 18:47:22
23015文字
会話率:29%
森の中にぽつんと佇む小さな家。
そこにはエドガー王弟殿下が隠れ住んでいた。
彼をいつでも殺せるようにと任務で送り込まれたアリシアは、エドガーの趣味に付き合い、長閑な生活を送ることになる。
暗殺対象のエドガーと暗殺者のアリシアだが、実は幼い頃
に一度会ったことがあって……。
柴野いずみさま主催の匿名両片想いな二人短編企画に参加させていただきました。(『両片想いな二人』をテーマに書いた3000〜5000字の短編です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 11:10:00
4221文字
会話率:40%
魔界の長、主人公の魔王はハーデルは
3界と言われる、神界・天界・人間界との戦争中にクーデターにあう。
逃亡に成功したハーデルは魔界を含めた各世界からお尋ね者となり、容姿を変え人間界で密かに暮らしていた。
それから100年。神界から、ハーデル
を抹殺すべく組まれた小隊と接触することになる。その小隊長を任されていたのは戦時中にハーデルと交戦経験もある、リリスという少女だった。再戦するもあっけなく敗北してしまうハーデルに違和感覚えたリリス。クーデターの影響で傷心し力を失ったハーデルを殺めることはせず、見張りという形で、一緒に生活することになる。神と魔王、決して交わることのない種族がお互いの生活を送り、信頼が芽生える中、世界では歴史が大きく変わろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 17:53:43
4397文字
会話率:35%
人間のことを見下している傲慢なサキュバスのお姫様──リリアーナは、ちょっとしたミスを犯し、投獄されることになってしまった。しかし彼女は、慌てない。見張り役として派遣された男を誘惑すれば簡単に逃げられると、そう高を括っていた。
しかし、その
男は普通ではなかった。どれだけ誘惑しても通じない。身体を触らせても、甘い言葉を囁いても、顔色一つ変えない。男は人形よりも色のない目で、言った。
「俺の名前は、アスベル・カーン。ヴァレオン王国騎士団第三師団長にして、お前の監視と警護を命じられた騎士。そして俺は──インポだ」
告げられた衝撃の事実。それでも彼女は、自分の誘惑が通じない存在を認めることができず、必死になって男を誘惑し続ける。しかし、気づくとどうしてか、彼女の方がアスベルに特別な感情を抱くようになっていた。
これは「このあたしが、ただの人間を好きになるわけないでしょ?」が「な、なんなのよ、この気持ち……」になって「貴方のことが好きです」になるまでの話と、なったあとの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 20:52:39
157539文字
会話率:62%
ボスリムの城塞都市の統治者は、幼くして戦死した父から領主の座を受け継いだ少女ハルネ。しかし都市は敵国の軍団に包囲され、籠城を決めたハルネは家臣たちの統制に苦慮していた。
そんな中、同盟交渉のために都市を訪れていた使者が何者かに殺害される
という事件が起きる。しかもそれは都市防衛隊の厳重な見張りがある中での不可能殺人だった。
敵軍の包囲が続く中、戦争の方針をめぐって家臣たちが割れる。ボスリムの分裂を阻止するため、ハルネは独自に犯人探しを始めるが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 22:14:32
41644文字
会話率:47%
コンコルディア王国の王子、レナードが敵に捕らえられて半年が経とうとしていた。牢獄で見張りの兵士と交わす日に数回の会話だけを楽しみに余生を過ごす彼のもとに、ある日、敵国の王女であるソレイアが会いに来る。
自国の民を救う役目を諦めている彼に、ソ
レイアは彼の本心を問う。
それは、真の平和を願う2人の、始まりの一歩だった。
*他サイト(アルファポリス、カクヨム)にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-04 18:40:00
31703文字
会話率:58%
アラサーの咲希は、仕事帰りに酔っ払いに背中を押されて死にかけたことをきっかけに異世界へ召喚された。
一緒に召喚された三人は癒やしなど貴重なスキルを授かったが、咲希のスキルは「温泉」で、湯に浸かる習慣がないこの国では理解されなかった。
「温泉
って最高のスキルじゃない!?」とうきうきだった咲希だが、「ハズレ聖女」「ハズレスキル」と陰口をたたかれて冷遇され、城を出ることを決意する。
王に見張りとして付けられたイケメンと共に、城を出ることを許された咲希。
咲希のスキルがちょっぴりチートなことは誰も知らないまま、咲希は銭湯を経営して温泉に浸かり放題のスローライフを目指すのだった。
※スキルで活躍するのとスローライフは後半です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 12:33:39
102844文字
会話率:49%
「おっと……」
おれは座った席が思っていたより低かったことに驚き、つい声を漏らしてしまった。
誰にも聞かれなかっただろうな、と辺りを見回すと右に二つ席を空けて座っていた男と目が合った。初老の男だ。にっこり笑い、軽く会釈したので、おれも
同じように返した。
スクリーンのほうへ向き直す前に、もう一度だけ席上部に付けられているプレートの番号と、渡された券の番号を見比べてみる。
「D-A-175……」
合っていたので、ようやく人心地ついた。
「隣、いいですか?」
「えっ、あ、はい」
先ほどの男が身を屈め、声を潜めて話しかけてきた。男はおれの返事に安心したようで、柴犬のように目を細めて笑い、よっこいしょと呟いておれの隣の席に座った。
勝手に席の移動などして誰かに、特に管理者に咎められやしないかと、おれはまた周囲を見回した。しかし、見張りの姿はなく他の人間はぽつりぽつりと静かに席に座っていて、寝ている者もいれば、腕を組みスクリーンを見ている者。いずれも特にこちらに気を払ってはいないようだった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-06 11:00:00
2700文字
会話率:54%
タイムマシンがあるならなぜ未来人が過去、つまりこの現代に姿を現わさないのか。誰しも一度はそのような疑問を抱いたことがあるだろう。
そしてこのような結論を出す。それは、遥か先の未来であってもタイムマシンは完成していないからだ、と。
大災
害や核戦争による文明崩壊。あるいはタイムマシンの悪用、軍事利用を恐れ、各国が牽制、見張り合っているために研究が進んでいない。単純に不可能なため。
……違う。未来人はやってきている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-18 11:00:00
952文字
会話率:0%
魔王討伐の旅の途中。野原で休憩を取っていた勇者一行。
視界は広く、見張りの必要もないと羽を伸ばす四人。
温かい日差しにウトウトし始める、穏やかな午後。こんな日もあっていいのだ。
と、そんな中、勇者がため息をついた。
「はぁ……」
最終更新:2023-08-01 15:00:00
1366文字
会話率:66%
ある村に一人の少年がいました。彼の仕事は羊を食べる狼を見張ること。だけど、ちょっとだけ抜けている彼はウサギやイノシシを狼と見間違えては「狼が来たぞー!」と叫んで村人たちを呆れさせてしまいます。
そんなある日、盗賊団が村を襲おうと武器をもって
やってきました。見張りをしていた彼は盗賊団に最初に見つかってしまい、さあ大変。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 07:13:35
2167文字
会話率:50%
国外追放された悪役令嬢リリス。
彼女は国外追放された。
そんな彼女の見張り役のカーティス。
そんな2人が紡ぐ人間の旅の物語
最終更新:2024-02-05 23:15:01
329857文字
会話率:59%