産女という怪異をご存知だろうか?
産女はお産の時に死んだ女の怪異である。子供を無事に産むことができなかった未練が女を産女にする。
産女はいったい何を考え、どんな気持ちでそこに佇んでいるのだろう。
この短編は産女を研究していた作者が彼女につい
て思いを馳せてできたものである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 20:23:58
5263文字
会話率:25%
「夜が……短すぎる……」
夏の夜、蟹とそのパートナーの吸血鬼が二人(一人と一匹)でわちゃつく話です。
文披31題21日目・お題:「短夜」
この作品はカクヨム・ノベプラ・プロローグ・自サイトにも掲載しています。
最終更新:2022-08-05 18:14:15
1216文字
会話率:84%
ごく普通の中学2年生、柊悠希(ひいらぎゆうき)が送る中学校生活の日常!
気が付けばテスト3日前だと知ってしまった不安感をさらに抱いた悠希。そんな悠希の所に現れたのは、短夜(みじかよれんと)の幼なじみ、萩山凌(はぎやまりょう)と言う男だった。
凌に国語の全てを教わった悠希。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-03 00:24:12
330文字
会話率:0%
今回は和歌を冒頭に掲げました。冒頭か末尾のどちらがふさわしいか、作品ごとに決めています。
川霧が麓を隠しているために空にぽっかり秋の山が浮かんで見えるというイメージが伝わればこの和歌の鑑賞として十分で、典型的な叙景歌だと思います。
清原
深養父(きよはらのふかやぶ)は古今和歌集を始めとする勅撰和歌集に多く収載された歌人で、清少納言の曾祖父(あるいは祖父)です。小倉百人一首にも次の和歌が採られています(元は古今和歌集です)。
月の面白かりける夜、あかつき方に、よめる
夏の夜はまだ宵ながら明けぬるを
雲のいづくに月宿るらむ
この歌は短い夏の夜に寄せて「まだ宵なのに明けてしまった」「月も沈む間もなく雲のどこかに宿をとっていることだろう」という機知で成り立っています。
詞書からすると叙景の歌であってもおかしくないのですが、実際と違うことを言って短夜や月の美しさをイメージさせようという趣向だと思います。いろいろな歌が詠める人だったということでどうでしょうか。
古今和歌集が905年成立、次の後撰和歌集が951年下命、さらに1005-07年に拾遺和歌集とほぼ50年ごとに国家事業として行われてきました。清原深養父は古今和歌集の頃の下級貴族です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-09 11:14:36
2604文字
会話率:64%
むせ返る草の匂い。遠くで鳴り響く花火。僕の忘れられない夏。
最終更新:2020-12-09 16:24:06
1181文字
会話率:24%
ネコが、大宇宙の叡智モノリスで文明開化した。便利な道具、困らない餌場、最高のお昼寝をする場所。何もかもが満たされたが……?
最終更新:2019-07-30 22:26:13
440文字
会話率:0%
高度四階ぶんの現実のズレは、世界を歪めてしまう。手を伸ばしても届かないだろう。落ちるものは落ちていけるが、見下ろした世界は神だけだった。
最終更新:2019-07-30 22:19:06
478文字
会話率:0%
初めてではなかった。だが新兵が戦場でそれを初めて見た。空中戦艦の戦いの中で、それさえも知らなかった小さな命。
最終更新:2019-07-30 10:48:11
451文字
会話率:0%
他にも出しました。。
最終更新:2019-05-01 23:37:38
201文字
会話率:0%
其の夜に幾多の人生が在った
人も虫も寝静まったしんとした闇の静寂の中
キーワード:
最終更新:2018-09-21 02:48:40
367文字
会話率:0%
俺は上原結月(かみはらゆづき)ちょっと変わった幼馴染みをもつ高校生1年生
夏の夜は短いが人と話す時間はどんな時よりも長く、切ない。
部屋のクーラーの涼しさと外の暑さに挟まれた窓が汗をかいていて綺麗だった
最終更新:2018-03-13 12:00:36
609文字
会話率:0%
日中は暑いですね。夜は涼しくて。
最終更新:2015-06-01 18:17:18
316文字
会話率:0%
妖語~アヤカシガタリ~シリーズ番外編。
夏祭りへと行く真継と菫、二人はいつのまにか異形たちがあふれかえる祭りへと迷い込んでしまう……。
最終更新:2014-08-23 06:40:45
2307文字
会話率:40%
※ミクシィ日記内でも掲載してます。
※製作予定のサイトにも掲載予定。
生まれたばかりの赤子、赤子を抱いて走る父、血の匂いを追う獣。古い時代という設定で、父親の嬰児殺し。
最終更新:2012-04-02 14:57:09
1773文字
会話率:14%