幼い頃から何処かおかしい。禁忌に手が伸び易いと思っている。だから今更驚く事は何一つないのである。
ある一つの山場を超えたはずの鏡花が、べったりと俺の体にしがみつく。
普段は週末の行為だった。週初めに行われるものでは無かった。
治まらない
んだ。内側が痒くて仕方ない。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
恋愛です。R15です。
苦手な方はご注意下さい。
今日も口が痒い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 21:45:57
983文字
会話率:43%
その図書館には魔女が住んでいるらしいーー。
死神のように黒く艶やかな長い髪に、彼岸花のように朱く染まった瞳。
目が合えば脈打つ心臓がピタリと止まり死に至る、声を耳にすれば脳が錯乱して幻覚を見せられ恐怖の余り自らの命を断つとか。
指
に一度触れれば皮膚に湿疹が現れて痒くて仕方ないとか、その他諸々。
「ーーと、まぁ王宮に広がった君にまつわる噂はこんな感じかな。まだ聞きたいかい?」
そう笑顔で言ってたのはベアトリーチェ王国の第二王子であるシリウスだった。
彼は図書館の受付をしているルティーナのことが大のお気に入りのようで暇があれば毎日の様に足を運ぶ日々。
だがそんなシリウスに対してルティーナは塩対応を決め込むはずがーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-03 03:37:36
15807文字
会話率:47%