ブラック企業で心も体もボロボロだった桐谷真一(25歳・社畜)は、終電で倒れ、目覚めると異世界の“死神管理局”にいた。
そこで彼に課されたのは、「魂を月100件回収せよ。未達なら存在抹消」という、さらに理不尽なノルマ付きの転職だった。
死神
として与えられたのは、死期を見抜く【死の視界】、時を止める【時間停止】、姿を消す【不可視化】――
圧倒的な力とブラックな労働環境の中、真一は「働かずにノルマをこなす方法」を模索し始める。
補助員となった元貴族の少女・エルナ。
そして、理不尽でどこか不器用な死神上司・リリス。
これは、“働きたくない男”が異世界でチートスキルを駆使し、
死神として無双しながら――少しずつ、誰かの死に向き合っていく物語。
ちょっとブラック、ちょっとシリアス、
そして、気づけば誰かを好きになってしまう、そんなダークファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 21:39:49
40086文字
会話率:43%