※2019年11月22日、HJノベルス様より書籍化いたしました!
転生者である母は幼い私に語りかける。「あなたは乙女ゲームに出てくる意地悪なライバルキャラクターなの」と、転生前の言葉で呪いでもかけるかのように。
それを聞いて育った隠れ転生
者である私は、気付いていないフリをしながらもその話にノってあげることにした。つい、好奇心に負けてしまって。
しかし母の言葉や従者のアドバイスを参考に意地悪令嬢を目指すもなかなか上手くいかない。なんせ私は乙女ゲームをやったことがないのだから。……まぁゲーマーではあったけれども。
さらにはファンタジックな世界の過去に興味を持ち始めたり夢の中で過去の偉大な人達に出会って興奮したり、自分の身に隠されている謎にぶち当たったりとじわじわ脱線してしまったり……。
私は本当に意地悪令嬢になれるのか?
そんな元ゲーマーヒロインがファンタジックな世界でファンタジックな単語にテンションを上げながらたまに意地悪令嬢っぽいことにチャレンジして高確率で失敗する、そんなほのぼの異世界学園ラブコメです。
※2019年5月4日 本編完結しました。現在番外編更新中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-07 06:00:00
418120文字
会話率:48%
超短編! 甘さひかえめ、余分な物なし。どんでん返しあり、二度読み必至。
最終更新:2017-10-27 11:58:27
630文字
会話率:62%
本来敵同士の筈の勇者と魔王は似ている。
何処かが同じように欠けていて、何処かが同じように満たされない。
そんな2人のおはなし。
4話ぐらいで完結の予定です。
最終更新:2017-01-15 13:08:37
6468文字
会話率:37%
天下分け目の戦いから二年が過ぎた。
両親がなく、育ての親も死に、ぶらぶら一人旅をしていた空(そら)は、偶然出会った侍の良明(よしあき)と行動を共にすることとなった。 良明も幼い頃から慕っていた人を戦で亡くし、国元を離れ一人旅をしていたと
いう。
空の中には「海」と名乗るもう一人の謎の少女がいて、彼女は十六夜の日から空が眠っている間に度々入れ替わっていた。その「海」をひたすらに忌み嫌っていた空だったが、良明と出会い、彼が「海」の存在を知ったことから、自然と向き合えるようになる。
苦い記憶を背負ったまま二人は良明の故郷、江戸へ向かう。 そして二人は、絡み合った運命の渦の中へと身を投じていくのだった。
身体は小さいのに態度はでかい空。陽気さの中に影を落としている良明。
彼らの結末に、どうか平穏を。
/// 江戸城で「海」の出現を目の当たりにした二人は、「海」について知るために空を育てた人物に会いに行く。その人がまた少し曲者で……。「二、鎮守の森」連載中。
/// 戦国時代末期の和風ファンタジー。日本史実上の人物も出てきますが、歴史的要素はほとんどありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-08 20:00:00
140291文字
会話率:51%
高校三年の夏。都会から離れた町の高校に通う菜月は、幼馴染や友人と最後の夏季補習を受けていた。自分の将来について悩みつつ、大貴の姉の結婚式を心待ちにしている菜月は、ある事件を目の当たりにすることになる。
数学が苦手な普通の女子高生・菜月
。菜月と幼馴染で、優しい男の子・大貴。顔を合わせればケンカばかりの大和。
三人の何の変哲もない日常を、ちょっとした事件を、恋愛を、過去を。小さい頃交わしたあの約束に向けて、この帰り道を歩いて行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-18 16:43:54
100922文字
会話率:46%
幼いころ、立入禁止の雑木林で見たカラスの死骸は美しかった。
そんな死に場所を心の隅で求め続けながら生きてきた私の17歳の夏の物語。
最終更新:2014-05-11 12:45:08
2092文字
会話率:19%