「とおちゃん…
かあちゃん…
ごめん……ごめんよぉ……。」
「いきてたら…
ちゃんと親孝行するから…」
仕事に不満があった和哉(かずや)は
転職を決意する。
人材派遣会社に就職が決まった和哉は
ゲーム制
作会社に派遣されることになる。
会社の先輩にお金を脅されたり、嫌がらせを受けたりするが、そんな和哉にも念願の彼女ができた。
仕事も順調に進んでいき、遂に制作中だったゲームが完成した。
達成した喜びに浸る間も無く、そんな和哉に悲しい現実が突きつけられる…。
現実に絶望し、生きる気力が失くなった和哉は向かって来る電車に身を投げた。
磨り減らした心と志。
もう助からないと悟り意識が薄れ…
再び目を覚ました和哉は奴隷商人の1人娘になっていた。
魔法やスキル、称号を使い前世とは違う性別になっている事に、憤(いきどお)りを感じつつも、前世とは違う世界で新しい人生に前向きになっていく。
制作したゲームにどこか似た異世界に和哉は奴隷商人の娘として転生した…。ーーー
親友の自殺を知り、自分のせいかもしれないと己を攻め、自責の念に囚われた隆弘(たかひろ)は自暴自棄に陥る。
どうしようもなくなった隆弘に、和哉が亡くなる直前に作ったゲームがあると知り、プレイすることを決める。
和哉の作ったゲームに感動し熱中しているとゲーム内で妙な噂を目にする。
その内容は、和哉が自殺したことに関係する話だった…。ーーー
大小のビルとビルが並び合ったコンクリートジャングル。
その中で唯一、どこにも追い越せない会社があった。
あるビルの一室で優雅に、自分の物ではない1つの手帳をめくり観る人物がいた。
その手帳にはゲームの基盤になる設定や戦闘方法などの方式をプログラムとして、鮮明に記入しているものだ。
男は誰もいない一室で語りかける…。
(ほんっと…、有能な人材を失ったなぁ。
ハハッ…、アッハハハハハハハ!!)
まさるは誰もいない一室で、過去の同僚を思い出し笑わずにはいられなかった。
和哉のお陰で甘い汁を吸っても吸っても
子孫でも使いきれない汁の量に笑いが止まらない。
末代まで持っていけないのが残念なほどに。ーーー
別々の運命を過ごした3人。
重ならないと思われた運命が交差する物語が
これから始まる…。ーーーーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-29 02:00:00
72798文字
会話率:23%
恥ずかしい人生だった…
両親の甘い汁を吸って生活してきた俺は贅沢をやめれずこの人生に終わりを迎えた
この世界をあきらめた俺は最後にこんな言葉を残したんだ
「来世は、こんなクソみたいな世界はやめにしてくれ…」
しっかりと転生できたと思ったの
が間違いだったんだ
この世界は俺の想像の範疇を超えるクソな世界だった
神と名乗る者たちは俺たちに告げる
「君たちは僕たちの眷属として呼ばれたんだ、今から一心同体僕たちの余興に付き合ってね」と
神と眷属が共闘するバトルロイヤルというトンデモない世界に転生させられた俺に
もっとまともな武器と仲間と神様をください!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-24 01:07:42
267文字
会話率:56%
甘い汁を吸って落ちる者たち。
___人は、欲にまみれ! 甘い汁を吸う為に落ちていく。
僕は、それを! 目の当たりに見ているだけだ。
最終更新:2020-09-10 03:00:00
1474文字
会話率:0%
街の人に「生まれ変わったら何になりたい?」と聞くと100%魔法使いになりたいと答えるだろう。
そのぐらい、俺達魔法使いは羨望の眼差しを向けられている。しかし、彼らは知らない。魔法の世界はそんなに甘くないことを。
これは、異世界転生
時にもらった才能でイケメンがモテるかの如く苦労せずに成りあがり街道を爆走する予定だった少年が、努力して最強を目指す物語。
ノベルアッププラスにも連載していました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-30 12:11:24
7502文字
会話率:38%
未だに謎多き邪馬台国の女王 卑弥呼。
様々な問題を抱えて喘いでいる日本を憂いた卑弥呼は、遥かなる時を超えて、二人の男女の心の中に降臨する。卑弥呼に導かれた上妻 真白と神野 京一郎は、必然的に出会い、結ばれる、やがて子宝にも恵まれる
。
心の中の卑弥呼の声にも助けられた京一郎は、世界のパワーバランスを塗り替えるような発明品を次々に作り出す。一方の真白は、京一郎のプロデュースにより、アーチストとしてメガヒットを連発し、プロゴルファーとしても勝利を重ねて、カリスマ性を高めていく。
京一郎の資金力をバックに、真白を党首にして、政権に打って出た<和国新党>は絶対与党となり、日本の改革へと取り組んでいく。
教育問題に、年金、老後問題、格差社会に官僚主体の政治体制等々、二人が取り組む課題は多かった。
これまで甘い汁を吸ってきた人間達の様々な抵抗にあいながらも、日本の未来の為の戦いは,京一郎が発明した様々なハイテクデバイスと供に繰り広げられていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-19 11:35:25
80239文字
会話率:46%