時はシュタインベルク王国第12代国王フリードリヒの治世-この国王に似たイケメン王子が2人いた。兄王子マクシミリアンは17歳、女たらしで怠け者、何をやっても凡庸。弟王子ヴィルヘルムは14歳、まじめで文武両道で優秀。仲が悪い2人の王子には本人た
ちが望まざらずとも派閥ができて立太子争いが熾烈化。王位継承闘争は王妃やマクシミリアンの美しい婚約者ユリアまで巻き込み、マクシミリアンは破滅に向かっていく。
暗い展開、メリバが苦手な方はブラウザバックをお願いします。メリバというほどではないと自分では思うのですが、主要登場人物全員がハッピーになる明白なハッピーエンドではありません。
物語に登場する人物や地名などは架空のものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-19 02:11:27
50756文字
会話率:59%
【2020/3/16 マンガUP様にて、コミカライズ連載中!】
【2018/9/28 主婦と生活社様 PASH!ブックスより最終巻『青薔薇姫のやりなおし革命記 3』が発売されました。】
歴史あり、誇り高きハイルランド王国。その建国を祝う
<星祭>の夜、王妃アリシアは城に乗り込んできた革命軍に胸を貫かれ、命を落とした。―――はずだった。
愛する王は寵姫と逃げ去り、臣民には見放され、絶望の中に<傾国の毒薔薇>として虚しく死んだはずのアリシアは、なぜか、もう一度おなじ人生をやり直していた。
10歳のある日、ふとしたきっかけで<革命の夜>の記憶を取り戻し、自分が“やりなおしの生”を生きていることに気付いた王女アリシアは、混乱をしつつも状況を見極めるべく動き始める。そのさなか、アリシアは前世で自分を亡き者にした謎の美青年、クロヴィスと偶然の再会を果たした。
運命のいたずらで“やりなおしの生”をあたえられた王女が、王国を待ち受ける凄惨な未来を変えるために、革命首謀者あらため王女付き補佐官クロヴィスと共にたちあがる。
※R15指定は、保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-07 12:08:41
508058文字
会話率:43%