輪廻転生。私は図らずもそれを3度体験する事となった。人生の幕を閉じる度に指定できる次の人生の条件。2度目の条件がうるう年の影響で少しずれてしまった事から、少し優遇されて始まった3度目の正直は18歳からのスタート。1度目、2度目の人生の知識や
経験はそのままに、もふもふな猫の王様が治める平和な国ガータで伝説の人物ケイトとして迎えられる。夫のアンドルーは王様の執事。国民の生活を優先して、後回しになっていた王室の生活環境の改善にケイトは取り組む事に。まずは街の子どもの砂遊びをヒントにかつて愛猫に使っていた猫砂の再現に取り組んだり、食事がマンネリ化していた王様にお魚食を提案したり。今日も過去の記憶を頼りに信頼できる大好きな仲間たちとアイデアを形にする。2つの事業を成功させたケイトは新たに城下によろず相談所をオープン。そこには食事処を併設し、皆の憩いの場となる。3度目の正直を全力で生き抜くケイトの奮闘ストーリー。
登場人物
ケイト・シー:3度目の人生。18歳スタートで猫の国ガータに伝わる伝説の人物。1度目の人生は現代で猫のトムと暮らしていた、享年40歳。2度目の人生は美女指定するも、愛憎や嫉妬により弟もろとも投身自殺する羽目に。享年17歳。
アンドルー・シー:代々王家に支えるシー家長子。伝説に指定されている人族の長はこの家の長子を指し、代々王の執事長を務める。運命に抗う事なく、突如現れたケイトに一目惚れして部下が困る程にデレデレになる。王様とは幼馴染。
王様:ガータの王で、猫族。被毛は黒でツヤツヤ。アンドルーとは幼馴染で誰よりも信頼していて、常にべったり。アンドルーがケイトにデレデレで少し嫉妬する事はあるが、ケイトの実力は認めている。
カイ:アンドルーの直属の部下。ケイトにベッタベタになったアンドルーに振り回されがちだが、アンドルーとケイトを慕っていてよく夕飯をご馳走になっている。いじられキャラではあるがこれでも人族のNo.2の実力。
スカイ:王室の専属医。城に診療所を構え、ケイトの担当医でもある。魚の一件でケイトとの仲が一気に深まり、その距離感に実はカイが気を揉んでいる。知識量や様子からケイトやカイに少し謎ありと思われている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 22:36:23
52671文字
会話率:62%
陽が昇り陽が沈み、人も猫も同じ様でそうでない一日がココにある。
これは平日の巻、
後に休日の巻もアップします。
最終更新:2021-07-01 10:01:37
3236文字
会話率:5%
猫砂は、置いておきましょう!
キーワード:
最終更新:2021-01-01 17:46:07
239文字
会話率:25%
私は動物を好きだったので子供の頃からよく飼っていた。
まるまったダンゴムシ、拾ったトカゲに始まり リス、ヨークシャーベット、ネコ…。
私は動物は好きだったが…
動物のほうは私を嫌いだった
ダンゴムシを触ると奴は丸まったまま
動かなくなった。
私と会うくらいなら丸まったまま命を立とうと思ったのか?…
トカゲを掴んだら本体から尻尾が切れて逃げていった。
トカゲの尻尾切りでなく、尻尾のトカゲ切り…
脳や内臓や手足を失ってまでも私から逃げたかったのか?…
リスを飼ったら ほっぺに溜め込んでいたヒマワリの種を私にさしだしてきた。
命乞いなのだろうか?…
そんな私と猫とスーパー池松屋ネコ砂館の店員との話。
アメバブログにも載せています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-21 19:30:57
2315文字
会話率:44%