ひょんなことから人の世ならざる世界、幽世(とこよ)に迷い込んでしまった主人公の真(まこと)。
人ならざるモノの世と人の世をつなぐ渡し屋の刹那(せつな)との出会いを通じ、異質な存在、怪異(かいい)との物語を紡いでいく。
人ならざるモノと人
、つながるはずの無い二つの世界のモノたちが繋がっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 11:52:44
166763文字
会話率:27%
王都西の一角、ルーングロウは渡し(ムーヴ)を移動の手段とした美しい水の都だった。
久方ぶりに大都市へやってきたヒュー・ロナスリストは、そこでひとつの事件に巻き込まれる。
渡し屋同士の縄張り争いだ。
それを遠目に見つけた顔なじみのカインは、
どこにいても目立つ奴だと向かおうとするが……
結局、巻き込まれたのは、カインの方だった。
* * *
純度100%の異世界ファンタジー。
往年の国民的時代劇を見ていて思いついたお話です。
……20時45分に視聴率が爆増していたというアレ。
時代劇って西洋ファンタジーにするとこうなるんだ!すごい!
という意味不明な感銘を、全五話にてお届けします。
何年も前に描いたお話ですが、せっかくWEB小説に参入したので公開させていただきます。
※主力連載ローファンタジー「終わる世界と狭間の僕ら」もよろしくお願いします。
https://ncode.syosetu.com/n2406gf/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-29 12:00:00
17597文字
会話率:41%
原作『ウォーターバレット』の別視点の物語です。
本篇のネタバレにならない程度の事は書かれていますが多分大丈夫だと思います。
別の物語だと思って楽しんでください。
最終更新:2020-04-27 05:31:23
7408文字
会話率:42%
彼の両目に映るのは、この世とあの世の境界線。神の怒りか、あるいは悪魔の慈悲か。死者の無念を晴らすため、あの世にきっちり渡します。渡し屋ニコライとその仲間たちが、無法者たちの住む監獄都市ゴーダムにて生き抜いていく姿を描いたダークファンタジー
です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-26 00:28:16
120451文字
会話率:42%
場所は、近年目覚ましい経済発展を遂げつつある辺境の王国『ジオ』の王都。
時は、麗しの王女の結婚式を明日に控えた賑やかな夜。
喧騒から外れた寂しい酒場で今にも降り出しそうな空を気にしていた『渡し屋』の少年のもとに、一人のお嬢様が現れ
る。
『――とにかく外へ』
一度は断ろうとしたものの、店主の強引な勧めで仕方なしにその依頼を受けた少年は、彼女を連れて深い森の奥へと進む。
目指すは国外。
余計な詮索など一切せずに、何も聞かず、何も語らず、旅人の思い出に残る事も無く、ただ金を払った客を願う場所まで連れていく。
少年にとっては、いつも通りの仕事のはずだった。
少女にとっては、願い続けた大冒険の始まりだった。
かつて空を目指したひねくれ者の少年と、夢の翼を広げたお調子者な少女。
そんな二人の出会いと旅立ちのお話です。
※読んでもらえる機会が増えればと、カクヨムというサイトで重複連載し始めました。同じタイトルで、作者名は適当につけてあります。誤字とリズム程度の極微修正ですが、読み直しに是非どうぞ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-12 13:12:21
127884文字
会話率:52%
アイリルレ、水に沈む街。
その街の交通手段は、無数に張り巡らされた水路を窮屈そうに進む舟だけ。
そんな街に住む、渡し屋の少女ユーリ。
イシュトヴァーン、多くの国の貿易船がやってくる賑やかな首都。
そんな街に住む、代々王家に仕えてきた宮廷音
楽家一族・ジョニシャ家の息子、ヴェンツェル。
朽ち果てる寸前の田舎と、繁栄し続ける首都に住む、身分もなにもかもが全く異なる二人の少年少女。
そんな二人が、全く同じ想いを抱いたとき。
第2の世界への扉は開く。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2009-11-02 14:49:32
2299文字
会話率:27%