帰って来た『男気を試す』長文短編。 短編文字数限界に挑戦!
王国に仕掛けられた、武力無き侵攻が顕在化した。 第二王子の婚約破棄宣言が『王命』として、宣下された。 王都より遠く離れた場所に居た、ビクトリアス第一王女殿下は、その報を受け、
王国に危機が迫っていると看破する。
『愚鈍で愚かな王女』の皮を被った、深慮の人 ビクトリアス第一王女殿下の矜持と責務の物語。
【 激注意 】
約六万文字の長文短編ですので、お話を一気に読みたい方向け。 合わないと思われれば、ブラウザバック宜しくです。
かなりシリアスに寄っておりますので、甘さはほぼ有りません。 全文、カカオ90%程の渋みですので、ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 03:55:50
54075文字
会話率:43%
荒野にある小さな町。そこに一軒しかない小さな酒場。
扉が開けられた瞬間、店内にいる者たちの視線が一斉にその男に注がれた。
この町の住民は余所者の匂いに敏感だ。
血を好むコヨーテとハゲタカの集まり。
粘っこいその視線が言う。アイツは葱
を背負った鴨か。飛んで火に入る夏の虫か。
しかし、男は意に介さずブーツにつけた拍車を鳴らし、カウンター席に腰を下ろした。
そしてただ一言。渋みのある声で言う。
「……ミルクを頼む」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 11:00:00
1653文字
会話率:54%
渋柿も、甘柿も。
渋みの成分は、持っています。
食べる我々が、感じるか、感じないかだけ。
最終更新:2022-10-07 07:00:00
257文字
会話率:0%
コーヒーが好きでない人・・・主に私の話
最終更新:2017-04-11 21:25:42
1920文字
会話率:3%
ーー吾輩は赤子である。名前は言いたくない。
渋みのある赤子の一人称による、奇妙な記憶と家族との生活をめぐるショートショート。
旧作の再録です。
最終更新:2014-11-07 23:06:24
3948文字
会話率:20%
彼が数えて七十二秒、私にとっては八十二秒。
あたたかくて甘いはずの紅茶は渋みを感じた。
「七十八秒の紅茶」の女性視点版です。
この作品のみ読んでも全く問題はありません。
最終更新:2014-05-12 16:03:23
2118文字
会話率:4%