気がつくと森の中で雑草になっていた。だけれどなぜか思考はできるし自我もある。おまけに変な知識もある。ゲームみたいなステータス画面とかレベルとかに違和感を覚えつつも、とりあえず生きるしかない。
元は人間だった気がしなくもないが、その記憶は
あまりない。
それはさておき光が美味い。光合成気持ちイイーなどと思っていたら、植物の声が聞こえるハイエルフの少女と出会う。
会話できるって素晴らしい。とりあえず果物とかあげたりしつつ、少女に引っこ抜かれてエルフの里へ。
大事に大事に育てられつつも、うん? 何だかキナ臭い気配。
どうやらエルフは迫害され、追放された種族らしい。
だけど見た目は良いから奴隷として狙う不届きな奴等もいる。
すでに家族のようにエルフと暮らしていた雑草は、皆を守るために奮闘する。進化する。
これはエルフを守護する心優しき雑草、あるいはいつか至る「世界樹」のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-14 20:27:32
426524文字
会話率:27%
女の子から頼めば、誰とだってキスするし、付き合うとんでもない男がいる。
わたしと同じ、高校二年生の高嶺(たかみね)広喜(ひろき)。
チャラ男とはまた違う魅力を持つ彼だけど、真面目に生きてきたわたしと関わることなんてないと思っていた。
だけどある日、彼から言われた言葉は…。
「なぁ、気持ちイイことしないか?」
って、何でわたし!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-15 02:07:09
5614文字
会話率:36%
人間と魔族が覇を競い争い合うありきたりな世界、《ナロー》。
最近の流行はこれだと言わんばかりに大量に送り込まれる異世界勇者にうんざりした魔族は、つい対抗して一人の少年を召喚してしまう。
その少年の名は揉井たくみ。異世界の住人であり、天
才あん摩マッサージ指圧師楺井もむ蔵の一人息子にして、学校では指圧師ならぬ『ンアッー!師』と恐れられた異才の持ち主だった。
そんな彼のフィンガーテクニックにかかれば、気持ちよくならない者などこの世にはいない。
魔族最強を誇る魔王を、その方面では最強なはずの淫魔族を、勝ち気な姉御肌の鬼人族を、揉む肉すらないゴーレム族を、100%金属のリビングアーマー族を、次々にンアらせてはにゅるぴたマットへと沈めるたくみ!
砕けゆく、腰とプライド!
裏返る、眼球!
たくみの手によって半強制的にもたらされる圧倒的『気持ちイイ』を前に、果たして勇者は、魔王は、人類は、魔族は、まだ争いを続けることができるのか!?
――これはたくみ少年が召喚当時11歳の素人童貞であったがためにノクターン行きを免れた、混沌の世界が平和へと至るまでの短い道のりを描いた物語である。
※不定期です。
※この小説はR-15ですらない極めて健全な小説ですが、意図せず突然消える可能性があります。
※本腰入れたメインの連載はこちらです↓
http://ncode.syosetu.com/n4214cx/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-05 21:07:28
11051文字
会話率:45%