橘明日香(たちばなあすか)には、幼い頃に離れ離れになった双子の姉がいた。
姉の名は、橘京香(たちばなきょうか)。
もう一度会いたいという明日香の願いもむなしく、京香は十八歳という若さで自ら命を断った。
四年の月日が流れ、明日香がこの異世
界へと引きこまれた日とほぼ同じ日に、一人の貴婦人が永遠の眠りについた。
貴婦人の名は、キョーカ・フィークス。
そう、その貴婦人こそ明日香の双子の姉、京香だったのだ。
亡くなったはずの姉が、まさか生きていたなんて。それも見たことも聞いたこともないこの異世界で!
…え?キョーカは三十歳?どういうこと?私、二十二歳なんですけど…。
もしかして、時間の流れが違うの!?ていうか、あなたはどうして私から目をそらすのよ!?
そして明日香に手渡された一通の手紙。それは京香が明日香に宛てたものだった。
あぁ、こんなに弱々しい字で…って、あれ?これってただ字がヘタなだけ?
それより…ちょっと待ってよ、これじゃただのとばっちりじゃない!私全然関係ないじゃないの!!
実の姉に無理矢理転移させられた明日香と、京香との過去を持つ不器用な堅物中年男との、訳アリ・スローペース・ラブ!
※主人公がとばっちりだと気付くまでには少々時間がかかります。
※一話3,000字~4,000字ほどです。細かい設定はほとんどありませんのでサクッと読んでいただければと思います。
※更新時間・更新頻度は不定期です。ちょくちょく単語修正しますが、本編の内容は変わりません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-10 18:29:07
432726文字
会話率:59%
【感謝】ジャンル別日間ランキング2位、ありがとうございます!(2020.7.6)
※110万PV、評価1万PT、ブクマ2,500超えました。
男子高校生の白井一匠(いっしょう)は、女心を学ぶために匿名でやり取りをできる『恋愛相談サイト』を
開設している。
ある日そのサイトに女子高生から『好きな人に想いをなかなか伝えられない』という相談が来て、一匠はとあるアドバイスをした。
すると翌日。なぜか同じクラスの女子二人が、そのアドバイスどおりのことをしていた。
一人は一匠が中学の時に1ヶ月だけ付き合っていた『元カノ』。
もう一人は清楚で高嶺の花のクラス委員長。
二人は学校で一、二を争う美少女。
そしてその後も一匠がアドバイスした通りのことを、二人の美少女が実践する。
サイトで相談してきたのは、いったいどっちの子なのか?
それとも別の第三者なのか?
そして相談者が好きな相手とは誰なのか?
「えっ? それって明らかに、俺に対してやってるよね?」
「俺と仲良くなるためのアドバイスを、なんで俺がしてるんだっ!?」
これは──美少女達の「好き」の気持ちがダダ漏れな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-02 18:01:05
100492文字
会話率:37%
書いた後に作品を読み返す度に「…これネタじゃなくてマジなんだぜ?こんなに私の気持ちがダダ漏れの作品をのせて大丈夫か?引かれないか?あれ?今更か…。」ってなる現象に名前を付けたい。私は今日も通常運転です。
最終更新:2017-01-20 22:28:10
1643文字
会話率:0%