ユキ、という名前以外何もわからないまま、どこかで待っていてくれる人を探し、彼はひとりで旅を続けている。
ある夏の宵、たまたまたどり着いた田舎町で見かけたおじいさんが、孫たちに話して聞かせる『こわい昔話』に惹かれて立ち止まる。
ふと目が合っ
たおじいさんは、ユキを認めると……。
ユキは一体、何者なのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-05 21:09:55
4579文字
会話率:10%
若者の病を治そうと苦心する光徳尼達が見つけたのは、厄神に関係する古文書だった…
※擬古調の文体で漢字はかなり多めですのであしからず。
※二重掲載
最終更新:2015-04-11 16:12:24
11884文字
会話率:47%
若者の命を救うべく奮闘を続ける旅回りの尼僧、光徳尼。忍び寄る刃。シンザとあの男との決着が付く…
※擬古調の文体で漢字はかなり多めですのであしからず。
※二重掲載
最終更新:2015-04-11 15:46:13
3866文字
会話率:52%
若者の病を治すべく奮闘する光徳尼、里でぶらぶらと気ままに過ごすシンザ。里の豊かな実りの恩恵にあずかりながら…※擬古調の文体で漢字はかなり多めですのであしからず。 ※二重掲載
最終更新:2015-04-11 15:35:24
4235文字
会話率:30%
親を亡くした六朗太と、娘夫婦の忘れ形見を引き取ったおじい。
最終更新:2012-09-06 00:00:00
25452文字
会話率:16%
辺境伯ルシエンテスの領土は、大半が深い森に覆われている。森の奥の滝は水妖の領域であると、里の者は滝へ行くことを禁じていた。ある夏の午後、領主の息子ガスパールは道に迷い、滝壺で一人の妖と出会う。ガスパールは彼女に心惹かれるが、人は治水をめぐっ
て水の一族と対立していく。中世ヨーロッパを舞台にした民話調の幻想譚。
◆本サイト「雨の庭」からの転載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-21 21:57:30
15358文字
会話率:44%
昔むかし、まだ人と神とが同じ地上に暮らしていた時代。ある山里で、神のそばに里の娘をひとり仕えさせる誓約を結んだ。その生贄として選ばれた娘の身代わりに、自分の意思で山の神のもとに上がったひとりの少女と山神との話。小説というより、物語。民話調。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-16 00:12:48
7318文字
会話率:45%