王旗を掲げよ 西に出彩雲
王旗を掲げよ 導きし星
二作品の続編で、王旗を掲げよの本編になります。
六種の人種と十の国で成り立つ世界。
ルクスと言う魔法のような力のある世界。
この世界の神、創聖皇に日本に隠されていた隆也は、十七歳を機にエ
リス王国に帰還した。
自らの覚醒の為に、一緒に転移してきた友人を失いながら王となった隆也は、いびつに歪んだ世界を正すために動き出す。
生きるために命を懸けて覚醒をしたアムルは、ラルク王国で印綬と同格の者として寿命のない天籍に移った。
アムルは歪んだ国を正すために、フレア女王と共に動き出す。
隆也とアムルが出会い、創聖皇の計画も動き出した。
世界は大きく揺れ始める。
様々な思いと正義を胸に、世界は生き残りを賭けて剣を手にする。
、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-21 21:22:37
99167文字
会話率:43%
この世界は女性上位の女尊男卑である。
女であるというだけで貴族となり、魔力を持って生まれた一部の男性以外は平民や奴隷として生きる事を強いられ、女の性欲処理の道具でしかないという貞操観念も狂った、歪んだ国。
強力なスキルと超人的戦闘力を誇る
≪悪役令嬢≫が支配するその国、クルスファート王国。
そこで「男女平等、そして男は弱者を守るもの」という常識外れの「歪んだ」教育を親に強いられた少年、フィーグはいずれ悪役令嬢の婚約者となるために魔法学園に入学する。
彼には目的があった。
地位の高い令嬢を篭絡し、成り上がり、この国を破壊するという野望を持って。
しかし彼はよせばいいのに、虐められている男子生徒を庇ったせいで目を付けられ、私刑の憂き目にあう。
自信の軽挙妄動を後悔するフィーグ。
しかしそんな時、彼の前に一人の少女が現れた。
千年もの昔に、女王に逆らいその存在を抹消されたという、最初の悪役令嬢、ユーリ・アーシア・ストーリア。
彼女は言う。
「ボクのお婿さんになってよ」
フィーグは言う。
「これはただの偽装婚約だ。この世界を破壊するための――」
これはこの貞操逆転世界に抗う、一人の底辺貴族の少年と、彼を取り巻く悪役令嬢たちの、恋と叛逆の物語である。
※この作品はカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 16:38:51
76768文字
会話率:34%
「泣かないで、ちよ」
国外追放と言う憂き目に遭いながらも、置いて行く使用人を気遣う令嬢、千鶴。
千鶴がありもしない咎で追放されることが悔しいと泣く使用人、ちよに、千鶴はひとつのお願いをする。
歪んだ国を浄化する石。それを、自分が国の追っ手の
届かないところまで逃げてから、使って欲しいと。
ちよは千鶴の願いを聞き入れ、代わりにひとつ望みを言う。
「役目を果たした暁には、お嬢様を追っても良いですか」
国外追放された主に置いて行かれた少女が、託された役目を果たし、主の許へと戻るまで物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-06 12:00:00
16862文字
会話率:44%
2023年 夏
人口300万人ほどの小さな島国であるこの国に、一筋の光が降り注いだ。
異端者の少年はこの光によって親友を失い、この世界に抱いていた不信感を露にし、国のシステムを変えるために奔走する。
それが、自分の身勝手な我が儘と分
かっていても。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-04 19:13:00
5957文字
会話率:31%