【大正浪漫SF】絡繰人形と呼ばれるアンドロイドが普及した大正時代。学生である主人公・椿は、小説を書く絡繰人形リャカを作ろうとしていたが、リャカは思うような小説を書くことができていなかった。ある日、椿がリャカを古書店に連れて行った帰り、二人は
謎の男に襲撃される。そんなピンチの二人を助けたのは、一人の老紳士だった。老紳士は、「お茶パブ」を自称する喫茶店のメイドとしてリャカをスカウトする。お店での個性的な人々との出会いによって、椿とリャカの運命は左右されていく――。(本作品は、休校中の少年少女にも読んで欲しいとの思いから、漢字にルビをふっております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-10 08:00:00
22921文字
会話率:54%