死を展示する博物館で、案内者と見学者の二人は、イメージが映される水槽をめぐる。古代人の死のイメージ。戦争のイメージ。自殺のイメージ。そして映し出される、病が蔓延した年の死。それには二〇二〇年という日付があった。
この作品は、「カクヨム」、
「novel days」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-25 21:29:29
3651文字
会話率:71%
両親からの虐待にあって、人々に心を閉ざしている姉の香久夜と弟の照司。二人は保護された施設から逃げ出してさまよう中、不思議な世界に迷い込みます。
見ず知らずでありながらどこか懐かしい世界。そして二人をはぐくむ人々のことも、何故か姉弟は知って
いました。二人はいくつものトラブルを経ながら、人々に受け入れられていきます。でも、二人がどこか心を開ききれないのは、この世界に馴染むにつれて、自分たちが何のためにこの世界に来たのかということ。
二人にはおぼろげながら、この世界の狂ってしまった造物主スエラギ様を救う事が自分たちの使命だと自覚し始めます。ただし、それは危険に満ちた旅を意味しました。意思を持った鎧、この世界で最後の一頭になった孤独な牝の龍が加わって、姉弟はスエラギ様の元へと旅を始めます。旅の途中で出会った人々とのふれあいで二人の心は成長してゆきます。やがて聖域を囲む迷いの森ウナサカの縁に到着した彼女たちに賢者のフクロウが案内者として加わった。
危険な旅を共にいる彼女たちは、いつしか家族という意識が目覚めていた。元の世界で香久夜が得られなかった家族がここにはあった。しかし、せっかく作り上げた家族を、狂ったスエラギ様との戦闘で失ってしまう。
でも……、
そんな姉弟を最後に包んで訪れた優しい奇跡は?
「血の繋がりやて? ちょっと違うわ。家族って、きっと、思いを一つにした人たちのことやねん」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-15 08:10:44
170949文字
会話率:37%
私には秘密がある
人間じゃない何かに変身できることだ
不思議な世界2018夏の人気作
「寄生された彼女」が期待外れだと思った人が多かったので
ちゃんとしたのを作ります
最終更新:2018-07-02 16:49:20
1256文字
会話率:81%
※この作品は完結しました
ログインしてない人も感想書けるので
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「お茶をお願いします」
テーブルにお茶が置かれる
「ありがとうございます」
ヨロコビ
お茶を飲む
「何だこのお茶苦いじゃないか」
イカリ
回収されるお茶
「お茶飲みたかった」
カナシミ
店員を指さす
店員はお茶になった
ヨロコビ
人間には様々な表情がある
それを喜怒哀楽といいます
今宵お送りする6つの不思議なお話
俺こそがおかわりキング 「おかわり」
この男3日間で絶望します 「ピエロがくれた三日間」
食物連鎖の恐怖 「逃げる蟻」
先生がくれた犬 「ポチとの絆」
可哀そうな人の話 「この男、嫌われています」
僕の彼女は特殊 「寄生された彼女」
彼らの最後の表情は何なのでしょうか
次回 いつか出るよ
祝100HIT突破 不思議な世界2018夏休みが・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-16 14:23:42
3368文字
会話率:86%
俺が迷い込んだのは、どことも知れぬ空間。
そして出会ったのは、『案内者』だと名乗る女の子と、その補佐だという目つきの悪い青年だった。
(だいぶ昔に自サイト(蒼天白月)に上げたものを転載しています)
最終更新:2017-04-07 16:00:42
6164文字
会話率:43%
地球で生まれた救世主のサヤは世界を救う為、案内者であるトーヤ(見た目:金髪王子)に案内され異世界へ転移する。
そこへ面白そうだからと幼馴染の道久(見た目:黒髪王子な腹黒)も付いて来て……。
サヤは救済する為と決意して異世界へ来たのに、なぜ
かイケメン達に迫られて、なんか違うと思いながら旅をする、逆ハーレム的な恋愛ファンタジーです。
いろいろチート設定に加えイケメン増量中につきご注意下さい。
主人公を軸として、主要人物の誰かで視点が変わる3人称形式です。
※処女作です。稚拙な文章ですが、どうぞ暖かい目でお読み下さい。
※念のためR15指定です。
*投稿開始日:2015/9/3~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-28 21:35:20
349928文字
会話率:24%