この物語は、衝撃の場面から始まる。
早朝、犬の散歩をしていた男性は、愛犬が異常に吠えるので、その犬に引っ張られるように、散歩コース近くの児童公園へ行った。
だが、そこで見たのは、無惨にも首を切断された猫たちが、まるで、キャベツか、
スイカの、小さな畑のように、5匹づつ縦に並べられ、しかも、それが3列もあったのだ。
それだけでは無かった。近所の中学校の制服を着た、アイドル顔負けの美少女が、「じょうろ」で、その「猫の首の畑」に、水を撒いていたのだった。
後に、マスコミによって銘々された「猫の首の畑事件」の始まりだった。
で、即、現場に駆け付けた警官に身柄を確保され、彼女は既に万満14歳の誕生日を迎えていたため、現行刑法上の刑事責任無能力者にはならずに、少年法の適用を受け、家裁送致後、精神鑑定の結果、医療少年院送りとなった。
付けられた病名は、解離性人格障害。
しかし、彼女は、猫神様が自分に取り憑いて、猫神様の命令の通り実施したのだと言って聞かないのだ。
だが、この現代に、猫神様などが果たしているのか?それが憑依してこのような残虐な事件を、果たして起こし得るのか?
この物語は、猫神様の憑依をめぐっての、「オカルト」と「児童青年精神科医」との、激しい闘いの話なのだ。
この物語の、実質的主人公でもある、K大学医学部教授の大口秀夫教授は、この難問に果たしてどうやって、取り組んで行くつもりなのだろう……。
そして、驚愕のラスト。
是非、是非、御一読下さい!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-02 09:20:32
14106文字
会話率:27%
この話は、世界最高峰で日本初上陸のファイブ・スター・イリュージョン劇団の講演を見て来た、現役T大大学院生の護青年が、どうしても解けないトリックを、叔父さんに質問するところからスタートするのだ。
相手は、叔父さんとは言え、警視庁捜査一
課の現職の刑事なのだ。
ただ、この前の強盗事件の取り込みの最中、犯人に左上腕部をサバイバル・ナイフで切られ、現在、緊急手術後の治療後のリハビリ中である。この現職の刑事は、元、一流の高校の奇術部の部長だた。だから、奇術のトリックにも詳しいのだ。
ここで、護青年は、極意で録画・録音した、場面を見てもらった。
「おおっと!」、ここで、現職の刑事が、身を乗り出して、目を見張った。
しかし、現職の刑事が見たのは、暑さわずか数ミリのベニヤ板の上での人体切断マジックである。これでは、とても身を隠す場所など絶対にあり得無い。これは可笑しいと、現職の刑事は直感した。……これは、トリック上絶対あり得無いのだ!!!
「ギエエ…………!!!」、絶叫が会場内に、大音響で響く。
更に、護青年は、舞台の脇に流れ落ちた血液を、ティッシュペーパーで拭って来たのだ。で、鑑識に見て貰った。本物の血液だったのだ。
では、あの「人体切断」は、本物なのか?
闇バイトでは、双子(一卵性双生児に限る)が半年前からあったと言う。
果たして、「人体切断」の、行く付くとこは、何処なのだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-08 15:00:40
2799文字
会話率:30%
「私は魔法少女なんかではない。『魔法少女ギルド』の登録基準に無理矢理当てはめるなら魔法少女のマスコットだ」
そう大真面目に主張する少女。
果たして真実は……?
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「pixiv」「Novel Days」「
ノベリズム」「GALLERIA」「ノベルアップ+」に同じモノを投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-28 12:01:43
2358文字
会話率:60%
果たして真実はどちらか?
実在の国家・人物・団体とは多分関係有りません。
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「pixiv」「Novel Days」に同じモノを投稿しています。
最終更新:2020-08-30 17:41:44
1131文字
会話率:75%
時は一九七二年。トシが通う高校は、吉祥寺・井の頭公園のそばにあった。クラスメイトから「変人」扱いされるトシと、彼に想いを寄せるちひろが繰り広げる、奇想天外な事件が今いちど、よみがえる!!
ある日、学校の花壇でトシはとてつもなく恐ろしく、
異様な光景を眼にしたが、クラスメイトらは彼のことを信じない。それが事件の始まりだった。同じクラスのカレンから自殺予告の手紙を受け取ったトシは、彼女を苦しめる《アイツ》の正体を暴くため、隣の席のちひろと協力して犯人を探し求めていく。《蜘蛛男》か《謎の用務員さん》か《イケメンの生徒会長》か、あるいは《百眼の巨人》か。カレンを苦しめるのは一体誰だ。別の女子との三角関係や屋上の決闘を経て、二転三転しながらようやく犯人を突き止めた。が、果たして真実は、学園の伝説とは、トシとちひろの恋の行方は……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-20 21:36:09
159517文字
会話率:34%
『神様――。出会いが運命だと言うのなら、なぜ、二人は出会ったのですか?』ある事件を切っ掛けに出会った、真菜と明。その出会いはあまりにも、衝撃的だった。2006年12月21日深夜、発生した公務員夫婦刺殺事件。行方不明の二人の娘達――。同じ日、
新聞社アルバイトの苦学生・工藤明は、一人の少女を助けた。物語の帰結する先に、果たして真実は見えるのか?【ダークミステリー・ラブストーリー】毎週・火曜と土曜の深夜24時頃更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-02-07 11:35:56
13887文字
会話率:23%
近未来の日本には、荒廃した無法地帯『裏社会』があった。そんな光の届かぬ闇の世界で、守護を貫く者達がいる。『闇守護業』第三話は、暗闇の過去に迫るシリアスストーリー。果たして真実は?
最終更新:2006-07-02 15:11:38
62355文字
会話率:62%