通りを見渡せば、心地良い陽の光が街中に注がれている。
だから行こう。
だから急ごう。
あなたが好きだったあの場所へ──。
彼女の大切な『彼』が亡くなって一年、【想い出】を掘り起こした彼女に一体何が・・・?
(二〇一六年十月十六
日、友人のアドバイスにより、主人公の年代を十代に下げました)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-21 11:54:14
9080文字
会話率:32%
僕、ジークハルト・ブリュンヒルドはヴァルハラ王国の公爵家の長男にして転生者だ。
前世と同じように家族に恵まれ順調に成長していった。
五歳の時に出会った伯爵家のミリアに一目ぼれし、何度か交流を繰り返して仲を深めていった。
ミリアの実家はあまり
いい噂を聞かない家だったので父は難色を示していたが、仲のいい二人をみて十歳になったとき正式に婚約を結ぶ運びになっていた。
その間にちゃんと出迎えられるようにと朧気ながらも覚えている知識を使い更に領地を住みやすい場所へ変えていった。
モンスター退治にも積極的に参加し途中小さな女の子を助けたりもした。
そしてようやく十歳を迎え婚約を結ぶことになったその帰り、領地が大災害に見舞われた。
土地は荒れモンスターの強襲により、両親は死亡。
領地は未曽有の危機に立たされていた。
婚約者のいる伯爵家からは見放され失意の中にいた。
そして、一心不乱に自分の身を顧みず領地の復興に力を注ぎ、なんとか元の平穏を取り戻しつつあった。
そんな時、今回の褒美を称えて王家から呼び出しがあった。
そこで聞かされたのは第三王女(7歳)との婚約の提案。
「ジーク様、私の何がいけないんですか!」
「ジーク様、お辛いことがあったと思います。一緒に乗り越えましょう」
「ジーク様、据え膳食わぬは男の恥というではありませんか!以前の思い人が忘れられなくても私は諦めませんから。なんなら既成事実でも……」
いやいや幼女にそれはまずいだろう!
これは小さなお姫様に翻弄されつつも領地の為に奔走する領主のお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-06 21:00:00
135699文字
会話率:33%
ここは何処だろう。言葉に出来ない安心感に身体を包まれ、まるで羊水の中みたいだ。
「言葉は誰にでも使える魔法」
ある青年は朦朧とした意識の中『あの人』のある言葉を思い出す。
それが意味する事とは……
最終更新:2016-09-22 21:55:58
4004文字
会話率:8%
すっごい“美少女顔”の男子高校1年生、杉倉波那。そんな彼は、男子校でやっていけるのか?――――――男子ばっかですが、一応ノーマル小説…のハズ…。
最終更新:2008-12-17 22:10:50
22803文字
会話率:47%
臆病なあたし。それでも、少しだけ勇気を出してみたら……。
最終更新:2008-08-24 12:29:55
1216文字
会話率:33%
社会の授業。僕とあの子は目が悪くって。
最終更新:2008-08-20 22:12:11
575文字
会話率:10%