一休は、御殿の屏風から虎が夜な夜な這い出ては悪さをするという噂を耳にする。
殿にお目通りを願い、得意のトンチで褒美をせしめようと目論む一休だったが……
最終更新:2021-06-27 20:14:52
2657文字
会話率:21%
うっかり結んでしまった主従契約を解消するため、主の魂を成仏させようと機会を窺う男。
そんな男の本心には気付かずに彼を慕う、幼子の魂が宿る人形。
そして彼女を護ろうと奮闘する水饅頭。
和の文化や季節の食材を楽しむ夜叉と彼を慕うモノたちの、ち
ょっぴり抜けてる歳時記です。
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※主人公が作る料理はかなり野性て……男の料理です。
※実在する動植物と実在しない動植物が混在しています。
※他サイトにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-09 13:03:32
164055文字
会話率:36%
豊前国、求菩提(くぼて)山の麓に巫女の血筋として生まれた吉乃(よしの)は
豊臣秀吉が関白となった天正十三年(1585年)、
鎌倉武士の流れを汲み、九州に土着した宇都宮家、その総領家である”城井”家の姫君に
侍女として仕えることになった。
豊
前国を新たに治めることになった黒田家の嫡男、”黒田長政”のもとに輿入れする姫君に従い、
吉乃は中津城に入っていくが…
豊前国の伝承をもとにした伝奇ホラー時代小説?です。
※ 戦国時代という設定上、生首などの血なまぐさい描写が多くあります。
現代では差別的、虐待とされる言葉や行為が描かれますが、それを推奨する意図はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-23 19:29:05
44978文字
会話率:30%
散歩がてら、神社にお参りに行った舞花は石段から足をすべらせ、気がついたら戦国時代に……。三人組の野盗に襲われかけていた所を助けてくれたのは織田信長だった。日本史上、最も有名な奇襲として名高い、桶狭間の戦いに赴く直前の織田信長出会った舞花は…
…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-02 19:12:33
6626文字
会話率:65%