異世界にやって来て はや3年、『帰省能力』という自己制御が難しい能力を活かしつつ、やっと自分の店を持つ事ができた僕は 従業員募集の貼紙を出した。
どうにかやっと来てくれたのは この異世界では不当な扱いをされているハーフエルフの少女だった。
ハーフエルフにとって 偏見の残るこの異世界でも捻くれずに生きている とっても健気ないい子なのだが どうやらハーフエルフという彼女の存在を世間から隠そうとする 『お屋敷』から逃げ出して来たらしい。
彼女を連れ戻そうとする『お屋敷』から守るため僕も魔法を習おうとするが、僕の魔力はゼロだった。ところがその魔力ゼロには特殊な可能性が秘められていた。
ハーフエルフの少女を守りながらの店舗経営、けれど協力してくれる顧客の貴族令嬢、教会の聖女候補様といった頼もしくも可愛い仲間達も増えていく。
守るためには 商売拡大して社会的地位を築くのが確実と『帰省能力』『魔力ゼロ』そして その場凌ぎの『ブラフ』を武器に 異世界社会の侵略を決意する。
時々しんみりする場も微バトルもありますが 基本お気楽ほのぼの系です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-15 17:44:16
188912文字
会話率:27%
私の名前は、寺阪舞(てらさか・まい)。少しジト目気味であることを除けば、ごく普通のどこにでもいる中学二年生。しかし新学期初日、私の前に転校生の女の子が一人、現れた。その名は、蕗塔彩(ふきのとう・さや)。常識を超える彼女の立ち振る舞いを目の当
たりにして、私は一つずつ、忘れていた大切なことを思い出してゆく。
「友達って、何だろう」
「どうなったら私たちは、友達っていえるんだろう」
これはそんな疑問に、私たちが私たちなりに一つの答えを出すまでの物語。
※この作品は「カクヨム」でも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-05 02:00:00
125990文字
会話率:58%
両親を亡くし親戚から虐待と邪魔者扱いされていた小山田有海が愛したのは、50歳以上も離れた優しい人、ジョナサン・フォスター。
触れることもないプラトニックで年の差な純愛、そして余命少ないジョナサンが遺したハイスペックな四人の息子たちと、どたば
たしつつ主人公が溺愛されて幸せになるまでの話。
以前短編で書いた話の連載版です。基本の内容は変わりません。短編と重複する部分も出てくると思いますが書下ろしです。
序盤は主人公が辛い場面もありますが、基本はほのぼのコメディ、時々しんみりです。
短編より展開が遅く、ジョナサンに会うまで主人公が不遇展開が続きます。
また恋愛はあくまでも年の差プラトニックです。四兄弟とは恋愛より溺愛路線になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-07 23:00:00
25931文字
会話率:13%