古代オリエントのどこかに住んでいた《今はもう忘れ去られた民》が、星の神々と風の神々についての独特の神話を残した……という設定の創作神話。つまり、民族も神話もまったくフィクションという架空の神話です。
大昔、コミケなどで頒布した本で、頒布終了
してかなり経つので、サイトでも「なろう」でも全文公開することにしました。
サイトは2ページに分けましたが、全文と5話から成る連作なので、こちらでは5回の連載にします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 18:52:10
19498文字
会話率:40%
旧暦・3598年
神人大戦が勃発し、世界に恐慌が訪れた。
永きに渡る戦争でいくつかの国が滅びゆき、そして新たな兵器『anarchy』という大規模殲滅機が開発された。
それはいくつかの国を滅ぼしたあと、大国である『ウェンシェンティ』が
保有する『月』と呼ばれた星をも粉砕、跡形もなく消し去った。
それが星の神々の逆鱗に触れた。
突如天から現れた神の放った熱線が、星の7割の人類を消滅させてさらに土地を腐敗させた。
その影響でほぼ全ての文明機が消滅。
さらに突如、特別な力を持つ者や異質な耳や歯、翼を持つ者が現れる。
それから約300年後の、星界歴318年
ここ、人工学園都市『フロンティア』は本土や魔族国から切り離された人工島である場所で、ある事件により力を得てしまった時雨 柚楽(ときさめ ゆら)が騒乱に巻き込まれていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-08 22:38:36
4953文字
会話率:13%