1920年代から深刻化していく日本の農村問題は、最終的には五・一五事件に代表されるテロ行為、政党政治の没落、軍部の台頭、満蒙移民政策といったものへと繋がっていく。
ここでは戦前期日本の農村問題について概観し、農村問題を解決しようとする試
みが最終的に満蒙移民政策という対外膨張的な方向へと向かっていった過程について見ていくこととする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 22:00:00
9887文字
会話率:0%
リストラされた鉱山探査技師の男が、再起をかけて紛争地帯のジャングルで金鉱脈を発見するも、原住民の生贄にされて死亡。
目覚めて見たら、電気もガスも水道も何にもない、明治半ばのド田舎な日本の農村の子供に逆行転生していた。
鉱石と飛行船を愛
する主人公の宮様(架空)は、異星のナノマシンを偶然手に入れたことで、帝国の滅亡を阻止しようと、悪逆な道を敢えて歩むことにした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-16 16:49:22
53750文字
会話率:47%
岩手県遠野市。
亡き父の跡を継ぎ、天狗の狩衣をまとって超人的な身体能力を得た中学生の稗貫誠一。
家系に伝わる使命に基づき、彼は里の人間と山の妖怪との調整役を任された。
最初は仕方なくやっていたものの、いくつもの山の問題を解決していくうちに誠
一は徐々にその責務を自覚し、積極的に役目を果たすようになる。
そんな彼を支えるのは幼馴染の巫女、読書好きの河童の少年、誠一に想いを募らせる妖怪狐と人妖問わず。
今なお人と妖怪、そして八百万の神々が生き続ける里山を舞台に綴られる、日常と幻想が隣り合わせの現代のおとぎ話。
『遠野物語』および『遠野物語拾遺』をモチーフに実際に伝わる多くの伝説、怪異が登場します。
この物語の本当の主人公は、遠野という日本の原風景そのものかもしれません。
※この小説には一部写真が挿入されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-23 19:30:55
97229文字
会話率:38%