この世界では、処刑具や拷問具がヒトガタを取り、毎夜殺し合う。理由なんて知らない。もしかしたら無いのかもしれない。わかるのは、その現実だけ。目覚めた私には、記憶がなかった。かろうじて覚えているものもどこか朧げ。訳も分からないうちに彼女らの殺
し合いに巻き込まれてしまう。
「まあ、なんでもいいよねぇー。殺すね」
無慈悲に襲い来る彼女たち。戦う術を待たぬ私は、殺し殺されながらも、命と存在意義を賭けた戦いに身を投じていく。
まあ、一番危ないのは別にいたけどね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-16 19:00:00
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会話率:31%