私は意識が薄れていく中、私に差し伸べてくれたあなたの手をぼんやりと憶えている。
最終更新:2023-08-11 03:00:00
1544文字
会話率:49%
しまい忘れた想い出。
僕がまだ3.4歳ぐらいの時に、近所に住んでいたお姉さんを僕は好きになった。
うる覚えで、、、どんな顔をしていたのか、、、?
今でもはっきり覚えていないが、優しく僕に話しかけてくれていたのは、、、?
・・・憶えている
。
歳も僕より10歳以上も上で、僕をお姉さんの膝の上に座らせてくれていた事や
たくさん僕を抱っこしてくれたり、頭もたくさん撫でてくれた事...。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-07 03:00:00
2041文字
会話率:41%
※この作品は、別サイトにも投稿している重複投稿作品です。
私は、どうやら転生したようだ。
前世の名前は、憶えていない。
なんだろう、このくだりに覚えが?猫?夏?枕?まあ、そんな事はどうでもいい。
私の今の名前は、アウエリア・レン・フォール
ド、8歳。フォールド家の一人娘であり、伯爵令嬢だ。
前世では、多分、バンビーだったと思う。
よく思い出せぬ。
しかし、アウエリア・レン・フォールドの名前は憶えている。
乙女ゲーム「黄昏のソネア」の登場人物だ。
まさか、乙女ゲームの世界に転生するなんて・・・、いや某駄目ろうでは、ありきたりだけど。
駄目ろうとは、小説家になろうというサイトで、通称が駄目ろう。駄目人間になろうっていう揶揄らしいのだが。
有名な面接系の本には、趣味に読書はいいけど、決して小説家になろうの名前は出さない事と書かれている。
まあ、仕事中に読んだり、家で読み過ぎて寝不足になったりと社会的には、害のあるサイトとして認定されつつあるからね。
それは、どうでもいいんだけど。
アウエリア・レン・フォールドは、悪役令嬢である。
それも殆どのルートで処刑されるという製作スタッフに恨まれているとしか思えないような設定だ。
でもね、悪役令嬢とはいえ、伯爵令嬢だよ?普通は処刑なんてされないよね?
アウエリア・レン・フォールドさん、つまり私だけど、私が処刑されるのは、貴族学院卒業前に家が取り潰しになったからだ。何の後ろ盾もない悪役令嬢なら、処刑されても仕方がない。
という事で、私は、ゲームが始まる前、つまり貴族学院に入学する前に、実家を潰す事にした。
よく言うでしょ?
ゲームはスタートする前から始まってるってね。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-01 06:00:00
180966文字
会話率:46%
私。綾波春菜24歳。
web小説の大好きな普通の会社員ーーのはずだった。
なのに。
「リンゼの煎れてくれた紅茶は美味しいです」
豪華な宮殿の中庭で。
言ってにこりと私の主の少女が微笑んだ。
フリフリの可愛いドレスを着た銀髪
の女の子だ。
――そう。
私はなぜかweb小説でよくある異世界転移の憑依・のっとり?をしてしまったらしい。
しかも虐げられ系の小説だよ!?
しかも足が切り落とされるとかかなりえげつない内容の小説だ。
私はその中の主人公に毒を飲ませて、苦境に陥れる役のメイドに転生してしまったのだ。
うん?ちょっと待って。
このままだと私断頭台にかけられて主人公と殺される未来しかまってないのだけれど!?
それに何よりこの可愛いお嬢様が殺されてしまう未来とかありえないっ!?
確かこの話は素人が書いたweb小説だった。
このメイドのリンゼは主人公に毒を飲ませて主人公の魔法を封じていたという結構重要な役割だったのだが……。
わりと重要な役割だったにも関わらず、作者が忘れたのかその後メイドのリンゼの謎に全く触れる事なく物語は完結してしまったのだ。
素人が書いたものなのだから仕方ないと思いつつ、お前そこけっこう重要なところなのにスルーかよ!?と突っ込んだので憶えている。
と、とにかく何とかこの状況を打破しないと、私とお嬢様の未来に待つのは死のみなんですけど!?
こうして悪役メイドに転生した私の奮闘がはじまるのだった。
※別連載作品「偽聖女と虐げられた公爵令嬢は二度目の人生は復讐に生きる」の世界に転生してしまったという設定の番外編です。
※本編のイメージを崩したく無い方は注意してください。
※本編「偽聖女と虐げられた公爵令嬢は二度目の人生は復讐に生きる」を読まないとわかりません。
https://ncode.syosetu.com/n2083fu/
※転生主人公視点ではありますが主人公はリシェルと転生ヒロインのWヒロインです。
※恋愛タグはリシェルとロゼルトメインです
※リシェルもロゼルトも逆行前なので性格は少し違います
※気まぐれに下手絵の漫画もつきますがイメージを崩したくない人は閲覧注意
※更新は不定期です
※アルファポリス様でも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 08:33:22
79903文字
会話率:25%
僕をうごかすのはいつだって君だった。そして今も、僕は君のその瞳にあらがえない。
最終更新:2020-11-12 14:08:59
648文字
会話率:0%
気がついたら転生して竜になっていた主人公。
前世の死因は記憶に無いが、有り触れた社畜のオッサンだった事だけは憶えている。
記憶を引き継いで生まれてしまったものはしょうがないと、前世の人間性と性格を継承したまま竜としての生き方にも抗う事
無く、馴染んで過ごした三千余年。
山あり谷あり色々あったけど、一応は人畜無害な竜として生きて来たと思うんですよ。
自衛以外はする気もなく、巣でのんびり引き篭もりライフ出来れば満足でござる。
だがしかし、彼のそんな都合など知った事かと、ちょくちょくやってくる竜殺し志望のご一行様。
面倒な彼らを適当にあしらいつつも、今日も竜生を満喫中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-28 22:10:11
17639文字
会話率:16%
感覚があいまいで現実感がないままに、流され続けて生きていく。
前世を憶えている。前世の自分は感情豊かで、波乱万丈の人生だったようだ。それなのに、今のわたしは負の感情というものがわからない。そんなわたしとお見合いで出逢った夫は──
最終更新:2017-05-04 14:43:16
9827文字
会話率:0%
はるにふれればわらうみたいに
キーワード:
最終更新:2017-04-15 20:05:38
6733文字
会話率:2%
私の父が持っていたギターについて。
最終更新:2016-01-30 17:32:35
2795文字
会話率:10%
(趣味人倶楽部、創作広場での投稿より転載)
晴れることのない霧が立ち込めるある湖の辺にやってきては、切なる思いを込めて光の矢を投げ込む「僕」。僕の記憶は不確かで、湖の底に顔も名前も忘れてしまった大切な人がいることだけは憶えている。
湖底で
は、同じく記憶が不確かになって、ただ僕が投げ込む光の矢を待ち望むだけの「私」。何の魔法によるのか、生きはしているが湖底に囚われて上がっていくことができない。できるのは手で泡粒を作って光の矢に答えることだけ。
ある日、僕の光の矢に返事が無くなった。泡粒が返って来なくなった。狂ったようになって身もだえ苦しむがどうしても湖に入ることだけはできない。息も絶え絶えの僕は、一筋の光明にすがることにする。それは、死者が集うと言われる火の山に行けば、ひょっとすると「私」がいるかもしれない、というもの。僕は決心する。火の山に行こう・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-10 19:15:38
13487文字
会話率:0%
私はきみのことをずっと憶えている。
最終更新:2011-02-27 01:41:53
333文字
会話率:0%