やらなきゃならない事は五万とある。
けれどもやらなくても座りが悪いだけで、特段困るということでもない。
それと同じ様に、私は別に居ても居なくてもいい存在でもある。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません
。
注意事項2
少しだけ、誰かが羨ましくなる事もあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 18:03:15
754文字
会話率:31%
入学式からたったの3日。千早(ちはや)は早くも危機に晒されていた。同級生に靴を隠されたことではない。人付き合いの悪さがたたって、教室内で浮いてる事などどうでも良い。超能力を使ってるところを、クラスメイトの片瀬彼方(かたせ・かなた)にバッチ
リ見られたのだ。物が動き、燃え、動物の怪我すらも癒す奇跡の力。その名も、ノイズ。万能とも言えるその力は、ひとたび感情の制御を失うと暴走するというトンデモない能力であった。秘密の共有をキッカケに仲良くなった2人は、ノイズの奇跡を利用して、同級生からの嫌がらせを退ける。だがそれが、ノイズ暴走の始まりだった。深夜徘徊(はいかい)逃亡事件で大人2人の目を眩(くら)ましたり、数学の小テストでは不正行為に抗(あらが)った挙げ句、女性教師を発情させる。(不可抗力)それだけなら、まだ良かった。林間学校の最中、3人組の報復に怒りを爆発させた千早は、力ある言葉を解き放つ。
「アンタ達なんか、死んでしまえば良い!!」
その日、この世界に居るはずのない不気味な生物が誕生した……。これは、超能力に振り回される2人の少女の日々を描いた奇妙な物語。
※ノクターンノベルズ(R18)を含め、他3作品を同時投稿 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-05 17:38:05
171570文字
会話率:29%
戦争は変わった。
国家や思想のためではない。利益や民族のためでもない。
ボードゲーム力を鍛えられた異種族部隊と、造られた楽しいルールで、果てしない戦争を繰り返す。
命を消費する戦争は、合理的な痛みのない遊びへと変貌した。
戦争は変わった
。
暇を持て余した者たちは、暇を持て余して造ったルールで、暇を持て余して造ったボードゲーム用の道具を使う。
体内のボードゲーム脳が彼らの能力を助長し、管理する。
遺伝子の制御、情報の制御、感情の制御、戦場の制御……は特にされていない。
全ては監視されてはいるが、別に統制されてはいない。
戦争は変わった。
時代は武力から遊びへと移行し、大量破壊兵器によるカタストロフは回避された。
そして戦場の遊びは、美し過ぎるエルフとの婚約獲得をも可能にした。
戦争は変わった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-11 19:01:11
6906文字
会話率:4%