妹に、奪われ続けた。二度目の人生では『対価』を貰う。ざまぁみろ。
ヴィスティリアとリリーシアは姉妹。
リリーシアは姉の物を何で欲しがる。
リボン、指輪、絵本……。
それだけではなく、ヴィステリアの婚約者まで欲しがった。
一度目の人生で
は、ウィステリアはリリーシアに「ごめんなさい。譲れないわ」と断ったが、結局は全てリリーシアに奪われた。更に「妹に譲らない強欲な姉」と見做され、失意の中、むなしく死んだ。
二度目の人生ではウィステリアは快くリリーシアになにもかもを譲った。
「あげてもいいわ。そのかわり……」
ウィステリアが対価として得たものは何か。そして、リリーシアが失ったものとは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 00:05:09
103339文字
会話率:36%
『お姉様狡い』『お姉様羨ましい』『これ私にちょうだい』『私も一緒に連れてって』と我儘を言うシュトーに、グリュッツェ・アイスバインは多くの物を譲り友人達を紹介していた。グリュッツェが公平と正義の女神の聖女となり王太子と婚約を結ぶと『お姉様だけ
狡い!私が聖女になるのです!私が王太子妃になるのです!』と言って家を飛び出して行った。流石に聖女は譲れないし、聖女になれるはずもないから諦めるだろうとアイスバイン家の者達が思っていると『聖女と認められましたわぁ!』と帰って来た。国民に愛され王太子と真実の愛を育む聖女シュトールの秘密を知るグリュッツェ達は頭を抱えた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-17 16:36:09
10281文字
会話率:62%
「王女様、これいります?」
彼女にはトンデモな妹君がいる。
毎日奪われまくりの姉と、奪いまくりの妹と、姉の元婚約者のやっぱり三角にならない関係の話。
『お姉さま、それちょうだい?』『お姉さま、もういらない。』に続いちゃったどうしよう
もない三本目。
ふわふわな空気が主人公だとこうなった。
※頭をすっからかんにして読んでください。今度こそ恋愛カテゴリーです?たぶん。
※前作を読んでないと頭がおかしい話です。読んでいれば食べ合わせの微妙さを味わえます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-23 06:00:00
6285文字
会話率:49%
「お姉さま、もういらない。」
私は『一流』の王族である。だから、『二流』の姉が気に入らない。『三流』は最早、許せない。
毎日奪われまくりの姉と、奪いまくりの妹と、姉の婚約者のやっぱり三角にならない関係の話。
前作『お姉さま、それちょうだい
?』(https://ncode.syosetu.com/n6742fs/)の妹編。
今回は、傲慢で強欲な妹が号泣した話。
※頭をすっからかんにして読んでください。ちゃんと恋愛カテゴリーです。たぶん。
※キーワードと三本お題チェックがあります。
※前作をお読みになる方へ。他作家様の作品と混同のないようご注意ください。当家のお行儀は斜めに抉る系です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-13 06:00:00
6139文字
会話率:38%
「お姉さま、それちょうだい?」
私の小さな妹は私のモノをよく強請る。ドレスもアクセサリーも婚約者候補も。
毎日奪われまくりの姉と、奪いまくりの妹と、姉の婚約者の三角にならない関係の話。
※頭をすっからかんにして読んでください。恋愛カテゴリ
ーかどうか迷ってはいけません。その疑問は合ってます。たぶん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-03 06:00:00
5480文字
会話率:49%