わたしはユザール国、国王補佐を務めるジーナ ヴィルヘルム。
わたしが恋した人は屋敷務めの使用人のライアンでした。
ライアンは今、諜報員として他国へ派遣中の身。
彼とは定期連絡で1年に1度しか会えず、様子を見に行って貰った友人からは女の影が見
えたり見えなかったり。
公爵令嬢として身分違いの恋だと知りつつ、諦められない恋。
相手も好きだと思わせる行動をとるものの、身分と立場を盾に、幼馴染み以上恋人未満の関係を貫こうとする。やきもきした気持ちを胸に秘めながら果たして恋人以上の関係になれるのか。
ほのぼのと葛藤している様子を楽しんで頂けたらと思います。
『謎解きは美術品の前で』の余談編。
本編を知らなくても大丈夫です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-23 06:19:18
8484文字
会話率:25%
深谷理穂の5歳年上の幼馴染み・永井巽は、怖い。黒髪のオールバックに三白眼で、チンピラのような見た目だ。職務質問された事も何度かあり、女性からの受けも悪い。だから、油断していた。会社の同僚・堀山みずきが巽に一目惚れしたらしく、理穂に「彼女が
いるかどうか聞いてきてほしい」と言ってきたのだ。理穂が、知りたくなくてずっと聞かずにいた事だ。もう、この気持ちと関係にけじめをつけなければ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-20 22:42:55
7383文字
会話率:32%
「でもね、慧、私を見るときはしっかりと目を開けてみて欲しいな」この話の主人公は「彼女」のちょっとした言葉にドキッとしてしまう。
高校生の慧には一緒に帰る幼馴染みの「彼女」がいる。「彼女」とは電車旅好きという共通の趣味から、高校入学と同時に
【幼馴染み以上恋人未満な】二人は日帰り旅行に行くようになる。そんな二人はいつしかお互いに異性として、恋愛対象として意識し始める。しかし、そんな最中に慧が交通事故にあってしまい──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-07 23:00:00
12378文字
会話率:40%
雅宗、私と付き合おう!
愛華は幼馴染みの雅宗が好き。
でも雅宗が好きなのは男。
そこで愛華は付き合うフリをしようと提案する。
フリでも付き合っていればそのうち好きになってくれる、そう信じて。
しかしその考えは甘かった。
気になってくれるど
ころかだんだん険悪になっていく関係。
こんなことなら好きになるんじゃなかった。
気づいた時にはもう遅くて、幼馴染みという絆さえも簡単に崩れてしまうんだ。
どれだけ近くにいても、触れても、全く女に興味のない幼馴染みを好きでいて本当に幸せになれるのか。
幼馴染み以上恋人未満の2人が繰り広げるちょっとだけ切ないラブコメディです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-31 02:49:45
40408文字
会話率:42%