突如あらわれた来訪者によって出会いを果たす主人公。
これは運命なのかそれとも偶然なのか、温かな時期が始まると同時に新しい風が舞い降りる。
最終更新:2024-03-28 18:51:50
4115文字
会話率:69%
居酒屋の娘・紗友は、十一人のオジさんが四十年ぶりのサッカーでケンカしはじめたことをきっかけに、その場の流れで旧四季橋商店街のオジさんサッカーチーム「ブリッジス」の監督に就任した。
元サッカー少年と言えば聞こえはいいが、毎日飲んで食って
騒いでは、老化によるスタミナ不足で走れない。サッカー観が違いすぎるジェネレーションギャップに、寂れゆく商店街と身持ちな中高年の哀愁。
おまけに、幼なじみのサッカー男子を狙う後輩女子にはとんと嫌われているときた。
ファンタジスタはすっかり死んだ、二〇四二年。現代サッカーの技術ゲーゲンプレッシングを駆使する渕山町のライバルチーム「マウントス」に、旧式のオジさんたちは果たして勝てるのか。
ジジイだってサッカーできる! 諦める心を蹴っ飛ばす、ミラクルサユのリスタート・ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-31 23:00:00
145200文字
会話率:49%
寒い寒い冬のこと。居酒屋の娘、ミカの忘れられない思い出のお話。
最終更新:2020-01-03 00:10:27
2353文字
会話率:47%
ウィスラント王国。
伝統を重んじながら、新たな文化を取り入れ発展してきた国である。
今の国王の名をウィリアムという。
そんなウィスラント王国の王都、ラプフィルスの東にハワード侯爵領、ハルバスという街がある。
そのハルバスに住む、居酒
屋の娘。
名をニコラという。
歳は17、女学生である。
ニコラは女学校に通いながら、居酒屋の手伝いをしていた。
その日もいつも通り、居酒屋の手伝いをしていた。
なのに、なぜかハワード侯爵の娘、ニコルに入れ替わってほしいと頼まれ、王宮へ。
ニコルの代わりに、妃となり、入城したニコラだが…!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-23 23:39:08
759文字
会話率:39%
社会人野球の一年間の大まかなスケジュールに合わせて、二つのラブストーリーがじっくり進んでいく話です。
奇数月(◇印)と偶数月(◆印)は、別の語り手ですが、実はどこかでつながってたりもして……。
「社会人野球についてもっと広く知ってもらいた
い」
ということが、この小説の最大の目的だったりします。
でも、こだまのぞみの作品にはスポーツのリアルなシーンはほとんど出てきませんので、スポーツに詳しくない方や、ほのぼのした小説をお好みの方にも楽しんで頂けたらありがたいです。
社会人野球は、情報を得られる場が限られている上、独特の制度が色々あってわかりづらい面も多々あるので、各回の前書きや後書きには、本編を補足する解説を付けています。
*ジャンルを「恋愛」から「ヒューマンドラマ(文芸)」に変更しました。(H28.5.25)
*「7月」のお話の後書きに、補強選手に関する説明を書き足しました。(H28.10.5)
*H29.1.3→本編が完結。
*H29.2.11→「1年後の1月(黒々まゆ毛さんサイド)」を公開。
*H29.3.11→「1年後の2月(居酒屋の娘さんサイド)」を公開。
執筆→H27.2.18〜
公開→H28.4.30〜
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-11 07:56:56
33076文字
会話率:30%
ルースラントで神官による反体制組織「正教救国同盟」による革命が起こり、王政が倒れるが、革命指導者ウラジミル師の没後、民主化を目指したレオン師は独裁の強化を目指すヨシフ師に権力争いで敗れて亡命し、ヨシフ師匠の独裁が確立される。
それから十数年
後、地方の町の居酒屋の娘アンナは、道に行き倒れていたリーザと出会う。リーザはアンナの母の居酒屋で働くことになるが、リーザには変なうわさがつきまとう。しばらくして、リーザのあとをつけていたアンナは、リーザが政府から追われている政治犯で、迫害されている少数民族「アリーナ族」だということを知る。だが、秘密を知ったアンナは、アリーナ族の信奉している神「女神アリーナ」の審問を受けることを余儀なくされ、アリーナ族の女トゥーラと一緒に女神アリーナのいる精神世界に精神を飛ばされる。そこでアンナが見た女神アリーナの教義とは…?一方、地上にいるリーザにも、秘密警察の魔手が迫る!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-08 18:57:40
87036文字
会話率:41%