少女は全てを失った。
家族、帰る場所、生きる活力を失ったに等しい。
不安と絶望を抱え、少女は少年と出会う。
少年には感情がない。
欲はあるのに、喜怒哀楽が分からない。
欲のままに動き、少年は少女と出会う。
生きると決めた。
少女は少年に命を預ける。
少年は少女の傍にいると誓う。
たとえそれが…死と隣り合わせになるとしても。
たとえそれが…互いに惹かれ合うとしても。
たとえそれが…果てしない絶望に落ちる事になろうとも。
──私は彼を。
───俺は貴方を。
"守ってみせる"
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-16 18:00:00
333742文字
会話率:48%
蒸鉄郷。
そこは蒸気と歯車が支配する鉄の街。
少女は蒸鉄の街で生まれ、そして生きている。
人間が歯車を回し、歯車は街を回す。蒸鉄郷に生きるものはみな、与えられた仕事を遂げることで生を得る。
あるものは火をくべ、あるものは鉄を打つ。それ
ぞれに与えられた仕事は、まるで噛み合う歯車のように次の者へと動力を伝え、やがて数多の歯車が蒸鉄の街を回すのだ。
少女にとって、歯車を回すことが生きることであり、そして彼女はそれ以外を知らなかった。
ある日、少女は少年と出会う。
あまりにも蒸鉄の街に似つかわしくない、純白の少年だった。
少年は言う。
街の外に出たくはないかと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-27 23:58:52
3932文字
会話率:21%
*以前の作品である緑の柱の改訂版です
不定期更新になります
闇の脅威が潜む世界で、少女は少年と出会う。
これは必然なのか、それとも偶然なのか。
少女の失われた記憶と王国の平和を求めて旅に出た彼等が見つけ出す、秘された真実と過去、そして未来
の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-20 22:00:00
51597文字
会話率:36%
緑が生い茂り、闇の脅威が潜む世界で、少女は少年と出会う。これは運命なのか、偶然なのか。少女の失われた記憶と王国の平和を求めて、旅に出た彼らが見つける真実は一体どのようなものなのか。
最終更新:2013-03-13 22:00:00
376006文字
会話率:40%
<注意!>申し訳ありませんが、この作品は物語の途中の第四部分で終了します。
2016年一月末日にタイトルを「地球転星 ~神の創りし新世界より~ <NAROW>」から「神の創りし新世界より C」に改題しました。
なお、他小説投稿サイト「カク
ヨム」様にても「前・地球転星『別転』のタイトルで同様の内容を掲載しております。
以下、あらすじ
――――
「あなたをペアで、あの惑星にご招待しましょう」
ある晴れた秋の日の昼休みに突然起こった不気味な日蝕とその後に現れた謎の巨大惑星。
突然の出来事に世界中が混乱に陥った、その日の夕方。
学校から帰る途中の中学二年生、咲川章子は突然、謎の少女と出会う。
どこか不思議な雰囲気のある謎の少女は自らの名を真理と名乗り、自分があの日蝕を起こしあの巨大惑星を創りだした人物の娘であると主張し、章子に一枚の真っ白なチケットを差し出す。
そのチケットこそ、あの巨大惑星へと渡ることのできる唯一の招待状だった。
唐突な出来事に困惑する章子だが、しかし真理の話に耳を貸すうちに、自分と同じようにあの惑星への招待を受けているもう一人の少年の存在を知ることになるのだが……。
……これは真新しい白のチケットを手渡された少女・咲川章子と赤茶けて古びたチケットを手にする少年・半野木昇が謎の巨大惑星「転星」の出現から三日間という短い期間を経て出会い。
新たな世界を新たな二人の旅で始めていく物語り。
(この物語は同作者が途中で挫折してしまった「神の創りし新世界より A」と「神の創りし新世界より B」のストーリー展開を足して二で割ったような展開内容になる予定を更に挫折いたしました)
◇キーワードにあるFSとはファンタジーサイエンス、またフィクションサイエンスの略です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-18 09:00:00
44349文字
会話率:22%
冬の近づくロッテルダム。少女は少年と出会う。
最終更新:2014-07-01 16:40:34
2841文字
会話率:10%
いつもの朝、少女は少年と出会う。
しかし、それは危険な出会い・・
初投稿させていただきます。
見苦しいと思ったかた、ごめんなさい。
最終更新:2014-01-18 14:00:00
1350文字
会話率:18%