老いは若さの残渣ではない。
最終更新:2024-07-24 07:00:00
237文字
会話率:0%
「エスメラルダ、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「…………は?」
あまりにも仕事が忙しく9徹の真っ最中だった私は、オフィスで倒れてしまった。
が、気が付くと私の目の前には、妙にキラキラした金髪のイケメンが、ドヤ顔で立っていた
。
こ、こいつは……!
辺りを見渡すと、これまたキラキラした貴族風の男女に囲まれたキラキラ空間。
そして頭に伸し掛かる、ズッシリとした重み。
ふと触れると、そこにはケバブかよってくらいぶっとい、金髪縦ロールが。
――間違いない。
ここは私がやり込んでいた乙女ゲー、『あなたに捧げる悠久の唄』――通称『あな悠』の世界だわ!
私はあな悠の悪役令嬢である、エスメラルダになっているらしい。
――なるほど、さてはこれは夢ね!
流石に9徹が響いた私は、遂に寝落ちしてしまったに違いないわ。
ううむ、寄る年波には勝てないものね。
「オイ! 何とか言ったらどうなんだ、エスメラルダ!?」
「え? ああ、はいはい」
エスメラルダの婚約者である、王太子のヘルマンがギャンギャン喚いている。
ヘルマンは所謂メイン攻略対象キャラなので顔はいいのだが、如何せん性格がガキすぎて私の好みじゃないんだよなー。
――まあいいや。
ここが夢の中なら、またとないチャンス。
仕事で溜まった鬱憤を、存分に晴らさせてもらおうじゃないの!
「覚悟しろよエスメラルダ! 僕は絶対に貴様を――」
「セーーーイ!!!」
「ぶべらっ!?」
私はヘルマンの頬に、渾身のビンタを喰らわせてやった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 21:03:17
2988文字
会話率:30%
寄る年波には勝てない。
最終更新:2023-12-05 20:27:11
436文字
会話率:0%
私は大きな使命を抱えている。そしてそれを長年に渡りやり遂げて来た。
若い頃に絶頂期を迎えた私も、時の経過と共に寄る年波には勝てない。"老い"とは切ないものである。
順風満帆に想えたその人生も、
やがて晩年を迎える。ある日、突如としてそれは私の身にも振り掛かる。
"私"とは何者なのであろうか?そしてその"使命"とは?教訓を秘めた結末をご堪能あれ!
(この物語はフィクションです。存在する人物、団体とは一切関係ありません。)
【一人称作品】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-26 01:00:00
4041文字
会話率:15%
魔王は困っていた。幾ら魔界を総べる者とて寄る年波には勝てない。最近は魔法を打つだけで体が怠くなる有様。
それなのに、勇者は死んでも召喚されれば復活出来るのをいいことにドンドン強くなっていく。
悩める魔王はふと思った。
「死んだ勇者を先に召喚
して夢に閉じ込めれば楽勝では」
なんというクレバーな発想! コペルニクス的転回!
早速勇者を召喚し夢に閉じ込めた魔王。
喜びも束の間、数秒後目にしたのは寝たまま周囲に魔法を撒き散らす勇者の姿だった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-26 18:00:00
6022文字
会話率:52%