1960年 昭和35年。
私は男の子を出産しました。
初めての我が子でした。
でも、日が経つにつれて誰にも似ていないことに気づきました。
気づいても「もしかしたら、曽祖父母とかに似てるのかも?」と思いました。
それが……我が家の、家族の心の
繋がりを試されているような日常になるとは思いもよりませんでした。
昭和に起きた新生児取り違えを題材にしています。
実際に起きたことであり、その実数は不明です。
今までドラマなど作られています。
私は読んでいませんが、作:奥野修司「ねじれた絆」が良いそうです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 13:12:37
97836文字
会話率:46%
それは回転し、一つの足の様なものが頭上を通り過ぎた。細長い足を起用に動かし、蔵之介の方に顔を向けた。その姿は蜘蛛。蜘蛛の体はトラック以上の大きさがあり、それから伸びる足のせいでさらにその姿は大きく見える
「またこの夢」
夢……、しかし
これは夢ではない。五歳の時、実際に起きたこと。でもこの時のことを誰に話しても、信じては貰えなかった。
*****
母親に売られ着いたのは、森の奥深く、自力で戻るのはこんなんだろう。服は全て脱がされ、見慣れない薄手の白い衣を羽織らされた。
それ以外は身に着けてはいけない。靴も、下着も全て着ることは止められた。
しばらく歩いていると、足元にねちょりとしたやわらかい感覚と音。
蔵之介が後退ろうとするが足のうらにくっつき、持ち上げると糸を引き、動けば動くほど足に絡みついてきた。
「もしかして蜘蛛の糸?」
絡みついた蜘蛛の糸は、振動を察知した主が現れる。これだけでかい蜘蛛の糸だ。主も相当大きいだろう。
記憶に残る巨大な蜘蛛が頭をよぎった。
「俺の獲物だ!」
背中の方から声がして振り返ると、一人の男が鋭い爪を光らせ飛びかかってきた。
それは蜘蛛ではなく人の形をしている。
*****
「君は誰の生贄になりたい?」
その男は少しだけ振り返り、問う。
しかし顔は見えない角度だった。
「俺は、怖いから早く終わって欲しい」
「分かった」
糸が外れ起き上がると後ろから手を脇に回され体を持ち上げられた。
そのまま抱きかかえ上げられ、木の上へ運ばれる。
「お、落ちる!」
蔵之介は目を閉じ、思わず体を持ち上げてくる相手の肩にしがみついた。
「信じて」
透き通ったような声。声の主を見ると先ほどの白い髪の蜘蛛。長い髪に白い服。先ほどは目の錯角かと思ったが、やはりその姿は暗闇の中でも輝いて見えた。
「綺麗……」
蔵之介はそうつぶやくと、白い髪の蜘蛛はほほ笑んだ。
「ありがとう」
白い髪の蜘蛛はそういって、蔵之介は唇を奪われる。
これはキス?
他pixiv、フジョッシー、カクヨム、エブリスタへも投稿している作品です。他のサイトへ投稿した物から内容を少し削った簡易版を掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 20:00:00
14627文字
会話率:34%
このお話は、私、作者が実際に起きたことや、職場で出会った人達との交流や、トラブルを思い出しながら書いていくお話です。
最終更新:2022-01-18 15:54:19
2369文字
会話率:6%
時の流れは二十二世紀初頭。とある関係がこじれ問題が深刻化。第三次世界大戦が勃発。世界は激動の時代となるはずだったが、戦争はわずか一ヶ月で終結。当時はその早さに世界中が驚いた。
さらにそれをきっかけに世界の情勢が目まぐるしく変化した。
第
三次世界大戦はわずかながらの年月でも多くの犠牲者を出し、世界はあらためて戦争の残酷さを知った。それにより、従来のように想像する戦争の存在を忘れないために、そして起こさせないため。闘技という形での競技化にいたり、最悪の事態は競技化とともに生まれた『戦人』という各国代表の存在によって決着が付けられるようになった。
戦争や関連する事柄のすべては世界犯罪とされ、そして自国防衛目的での軍事化のみ許された。世界は新たな方向へと向かう。それは戦争なき世のため。
それを可能とするのが国営の専門学校や、新たな世界的法律、新たな一般常識だ。
そして西暦二一〇九年。全世界のある専門の学校開校に合わせて、日本も全国一斉に開校した。
学校名は『国立戦人(せんじん)育成大学附属高等学校』。
国家単位での争いで最終手段に必要な戦人へと育てあげるための教育を行う国営の教育機関。
そんな高校が開校して十年。一人の男子生徒が入学する。彼は自分の未来にどこか不安を抱く中で、完全実力主義の世界へ飛び込み波乱の日々を送ることとなる。
※毎週土・日に更新します。(こちらの都合上、更新できない場合があります)
※一話が3000字なので物語は遅めの展開かもしれませんが生暖かい目でお願いします!
※改稿することが多々。設定だったりの変更も多少あったりします。また、この作品の内容は戦争というキーワードを挟んだりしますが、あくまで創作ですので実際に起きたことは一切出てきません。理解のほど、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-06 20:00:00
153366文字
会話率:48%
20xx年
世界大戦争が起きた。
機械が発展し人間の労働力が必要としなくなった。人々は働かなくてよくなった。全ての人が幸せに暮らせるはずだった。
しかし実際に起きたことは一部の人間による資源の独占。機械の恩恵を受けれたのはその一部の
人間だけだ。
格差は広がりそれ以外の人々はとても文化的とは言えない、薪で火を起こし、川で水を汲むような生活を強いられた。
だから戦争が起きた。
持っている者に対して持たざる者が起こした戦争。しかし、機械に対抗する手段を持たない人々は蹂躙されてしまう。
そこで生み出されたのが半機獣。行き過ぎた遺伝子の組み換え技術により、体の一部を機械として生まれてくる生命体。
半機獣の活躍により持っているもの達を機械が作り上げた壁のなかに押し込めることに成功する。
そうして戦争は終結した。
しかし、人々は勝手に繁殖し数を増やす半機獣の制御を失ってしまう。
皮肉にも手に入れた地球の覇権を自らが生み出した半機獣にうばわれてしまう。
これは、戦争から数年後、半機獣を狩るハンター兄妹の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-04 23:08:14
852文字
会話率:34%
私の経験した怖い夢を載せます。
これは実際に見た夢。実際に起こった事であります。
さぁ、私の中の恐怖の夢へとお連れ致します。覚悟はいいですか?
最終更新:2016-03-04 12:45:43
1572文字
会話率:4%
和風ロックバンド【奏手候】
京都を拠点に活動している奏手候の夢は、海外のフェスで公演する事。
まだ無名のこのバンドが、どう進み、どう転び、どう成長するのか・・・。
頭首の狐弐(コニ)が全て実際に起きたことを赤裸々に綴っている実録手記です。
この手記の結末はまだわかりません。
もしかすると、無様に転がり落ち、崩壊していく様子が綴られるかもしれない。
でも、目標である海外公演が出来るかもしれない。
単なる大御所バンドのサクセスストーリーではなく、本当にどこにでもある無名のバンドの、バンドマン達のリアルを知っていただける絶好の機会だと思っております。
バンドマンなら、おそらくは誰もが「あるある!」と思うと思います。
バンドマンでないなら、バンドってこういう事をしているのか・・・とわかると思います。
特に、これからバンドを始めると言う人には何かと面白いかもしれません。
お気軽に・・・是非、どうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-22 20:25:38
2007文字
会話率:3%
家にはクロと言う猫がいる まだ歩くのもやっとの時に拾われ もう20年も生きている 異常に長生きなのはなぜか それには 一緒に拾われたシロと言う猫の存在が関係している 生まれながら病弱なシロは家族の愛情とクロの存在に誰よりも長生きしたかった
だがある冬の雪の日に足跡だけ残して消えた クロとシロの間にどんな約束があったのか 家族の中の猫の存在とはどんなものか 奇跡とは起きるのか 実際に起きたことをファンタジーを交えて書きました
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-20 19:36:57
16830文字
会話率:94%
これは、僕の実際に起きたことなんです。道徳の教科書に出てきそうな奴なので読んでみてください。
最終更新:2011-05-23 23:04:32
925文字
会話率:8%
この話は俺こと渡辺和也が子供の頃、実際に起きたことを綴った話。それまで普通の小学生だった俺は、6年生になった時を境にアリスっていう天使界の跡取り娘とチルドっていう魔界の跡取り息子と出会う。学校生活を送っていく中で、最初は人間そっくりで生活ぶ
りも変わらなかった彼らの秘密を俺は知ってしまうことになる。最後の小学校生活、もっと穏便にすごしたかったんだけど、とんでもない事件に巻き込まれていく俺。無事に小学校生活を終えられるだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-11-13 15:48:13
46941文字
会話率:48%