(あっ……私、終わった……)
友人との待ち合わせで、人違いで声を掛けてしまった私、伯爵令嬢のレイミラ。
しかも相手は「狂い王子」と呼ばれ、周囲からも恐れられる第三王子だった。
これ、不敬罪ですよね?
完全に詰みましたよね?
戦慄するばかり
だったけれど、殿下の反応は予想と違っていた。
「……そういうことか」
「えっ?」
「行こうか」
「えぇっ!?」
よく分からないまま、食事に連れられる私。
その中で「狂い王子」の意外な一面が明らかになっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-10 19:39:01
14996文字
会話率:32%
能力は低い。特技もない。頼れるのは、ただひとつの固有スキル「万能記憶」だけ。しかし、力がものをいう世界でいくらテストで点が取れてもしょうがない……。これ、完全に詰みだ……。そんな無能の、スカッとする(はずの)逆転ファンタジー。なお、設定がガ
バガバなので途中変更を加える可能性大。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-29 18:00:00
9401文字
会話率:39%
異世界の魔王に転生して半年、
勇者との戦いを繰り広げてきたが完全に詰み。
敗北を余儀なくされる。
そして強くなりすぎた勇者の性格は歪み続け、世界を危険に晒すまでに…!
勇者を強くしてしまった責任を取るため、魔王は今一度立ち上がる。
ポンコ
ツだけど忠誠を誓ってくれる部下達と共に…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-25 12:00:00
3683文字
会話率:28%
口の中に異物感があった。
朝起きると謎の女暗殺者が俺の口に銃を突き入れていた。
「おはよう。そしてさようなら」
問答無用で俺は射殺される。
口の中に異物感があった。
同じ状況。無間地獄。つまりはループ。
寝起きの俺に、馬乗りになっ
て銃口を突き付ける暗殺者。
身動きすれば殺される。寝たふりしても殺される。問答無用で殺される。
完全に詰みセーブな状況から俺は脱出できるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-03 14:00:00
2993文字
会話率:6%
「神さま、助けて。」
今日も、救いを求める声が聞こえる。
私の、愛しい子供たち。
ディスプレイの向こう側で生きる彼らには、もはや現実にいた頃の記憶は、残っていない。
それでいい。それが、いい。
辛いだけの現実なんて忘れて。全部、私に身を委
ねて、そっちの世界で幸せになればいい。
私は、そのために此処に残った。
あなたたちの、神さまなんだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-04 12:24:50
8506文字
会話率:20%