殺人的熱帯夜×心臓の狂気×寄生する宇宙
剝笑野刃(はぎわら・のば)は狂っていた。真夏の栃木県宇都宮市、とある星から飛来した生き物が狂人の手によって討ち取られた。
飛び散った肉片は宇都宮市に散らばり、そこで宇宙の色を萌芽させる。それは人に狂
気を宿らせ、街は暴力と肉片に彩られていく――
狂気が狂気を呼ぶ、コズミック・スプラッタ・ノベル。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 23:50:48
10350文字
会話率:47%
高校二年生、明日見梨奈は一つ上の雨宮亮に恋をしていた。
天文部部長の彼とオリオン座を見に行く彼女は前日、紫のマフラーを巻きながらとある言葉を練習していた。
「宇宙の色だから。先輩はオリオン座みたいな人だから」
オリオン座とプロキオンとマフ
ラーの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-03 11:10:47
7353文字
会話率:38%
地球から見上げた宇宙の色と、宇宙から見た地球の色は似ている。
──その日、少年と少女は蒼い夜空の下で待ち合わせをした。
時野みのり様の短編『月環光の夜』の、別視点二次創作になります。
最終更新:2017-07-11 21:31:02
3981文字
会話率:16%
宇宙の色は黒。
黒の帝国が宇宙を支配しようと侵略する中、光の者は虐げられていた。
最終更新:2010-04-11 18:52:29
26889文字
会話率:26%