狐の嫁入り行列についていくと、大きな建物があった。そこは猫たちが経営する宿屋で、俺は思いがけない再会を果たす。
最終更新:2024-01-15 22:36:59
831文字
会話率:49%
狐の嫁入り。
雨宿り中に出会ってしまう女の子。
お爺さん狐が助けてくれた。
女の子は無事に帰り、
嫁入り行列は無事に終わる。
その夜に流れ星がひとつ。
お爺さん狐の思い出話。
最終更新:2021-12-08 17:41:21
1123文字
会話率:13%
中学校の帰り道。
部活を終えて1人で帰宅していた柳楽涼介は、天気雨に降られた。
薄暗くなったと思った途端、青白い火がポツリポツリと灯る。
視界が奪われると、キツネの行列の真っ只中に居た。
最終更新:2021-11-24 17:37:00
5966文字
会話率:34%
夜に山ん中を歩きよると、火の玉がいくつも並んで浮かんじょうことがあるがと。
狐火ともいうがやね。
それが、嫁入り行列のときの、提灯の明かりみたいに見えるけん、「狐の嫁入り」って言うがやと。その火を見てしもうたらもう駄目ながよ。
男は喉仏を食
いちぎられて、女はその火の玉を浮かべよう化け物の子を孕むがやと。
昔はほんまにそんなことがあったみたいで。
山ん中で、喉を食い破られて死んじょう男が何人も見つかったり、山から帰ってきた後に、何もないはずやのにお腹が膨れて、誰の子かも分からん子どもを産んだりしたらしいがね。
やけん、山で火の玉を見たらいかんがよ。
狐の化け物に祟られるけん。
※カクヨムにも転載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-12 21:00:00
4497文字
会話率:2%
お天気雨が降る日には、狐の嫁入り行列が見られる。祝いの席で出されるご馳走は、この世のものとは思えぬ味わいなのだ――そんな話を祖母から聞いていた真理奈は、深呼吸して後をつけた。彼女が祝いの席でご祝儀として差し出したものとは――
のんびり進
む、ほっこり昔話(舞台は現代だけど!)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-18 18:01:11
1635文字
会話率:46%
これは製本用作品として作ったものです。
田舎の夕暮れ時の雨の中。狐の嫁入り行列に扮して海から陸へ上がった姫神はある命を携えて山に入る。その山の主は千年前に海の上で別れた若宮の魂だった。鞠つきの少女に託されたのは一本の薙刀と「待つ」ということ
だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-06 20:35:00
7203文字
会話率:38%