「何を読んでいるんだい、クリスティーナ」
「婚約破棄を題材とした小説ですね。今後の(執筆活動の)ために勉強をしてるんです」
「!?」
その時代、貴族令嬢たちの間では恋愛小説を書くことがブームになっていた。公爵令嬢クリスティーナも、その
流行に乗っかって恋愛小説を執筆している淑女の一人だ。聡明な彼女が執筆しようとしているのは、貴族だけでなく庶民たちにも大人気の婚約破棄ジャンル。売上ランキング上位に食い込むために、沢山の婚約破棄小説を彼女は読んでいた。
ある日、婚約者の王子にそのことを伝えると、何故か彼はショックを受け、態度を豹変させる。そして、その日から王子による熱烈な求愛が始まったのである。
「逃がさないよクリスティーナ。僕は君との婚約を解消させるつもりはないからね」
「……? そうですか。ところで殿下、この婚約破棄小説は(次回作の)参考になると思いませんか? 婚約者が浮気して破滅する『ざまぁ系』の物語なのですが」
「……話を聞いてなかったのかな? 婚約破棄をする気はないんだよ」
ヒロインの言葉を勘違いしたヒーローによる溺愛ストーリー。
当然の如くハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-27 11:20:55
28217文字
会話率:57%
学園で流行った婚約破棄小説。
なぜか婚約破棄そのものが学園でも流行りだして……
わたしも婚約破棄されてしまうの?
【本編全四話完結済み】番外編をたまに更新します。
最終更新:2022-09-14 18:26:53
207680文字
会話率:48%
市井や王立学園で流行った婚約破棄小説のヒロインの髪はピンク色だった!! なんてことは貧乏庶民のサヤは知らない。髪色のせいで見知らぬ男から舐めるような目で見られて怯える日々。
わたしの髪色がピンク色だからってなんだっていうの!?
※伯爵令嬢
は悪役令嬢を応援したい!のスピンオフ。単体でお読み頂けます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-23 17:10:48
9622文字
会話率:44%
よくある婚約破棄小説。
人とちゃんと話をしていれば、分かり合うことをしていれば、避けられたんじゃないかという物語。
最終更新:2021-11-13 12:53:59
18597文字
会話率:39%
僕の名前はマイケルです!
日本語を勉強しています。
小説は日本語を勉強するための最適なツールです。
僕はみなさんを愛しています:)
最終更新:2021-10-15 19:39:22
4197文字
会話率:53%
あら?この男女は誰かしら?ああ、もしや婚約者さんかしら?
昔は、お人形さんみたいな婚約者でしたのに。
まあそれより、私はやらなくてはならないことがございますの。
※momoyama様の例の婚約破棄小説を読んで、勢いで書いてみました。けれど
、ざまあ要素も薄いです。寧ろ、お人形さんだらけで全てうっすい感じです。主人公ひどいヤツです。リハビリ作品※
7/20 文章の付け足しをしました。婚約破棄シーンをほんの少しだけ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-18 17:55:24
4516文字
会話率:30%