14世紀イギリス。処女王エリザベス1世には、愛人レスター伯ダドリーとの間に隠し子がいた。しかし、その存在は史実から抹消され、女王の娘が産んだは子は祖父であるダドリーと女王の従姪レティスの子として育てられる。
王孫ロバート・デンビー男爵。彼
はアーサー王の予言者マーリンが「赤い竜」と呼ぶ、チューダー王朝の存続の鍵を握る者だった。
王朝繁栄のためには、ブリトン島の古い守護神の加護を得ること。その使命を全うするためには、ケルトの女神に選ばれる必要がある。その女神の依代となったのは、「宿命の乙女」と呼ばれる巫女であり、彼の最愛の恋人だった。
だが、イングランド王座を狙うスコットランド王ジェームズ六世も、女神の加護を切望していた。陰謀が渦巻く宮廷で政治的な思惑に翻弄され、愛する恋人と罪の無い国民を救うために予言の子が下した苦渋の決断とは?
歴史を題材にした完全フィクションの恋愛小説。不定期のんびり更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 08:33:24
88419文字
会話率:47%
私が処女王エリザベス1世!? 21世紀のキャリアウーマン天童恵梨は、気が付けば16世紀イギリスの王宮にいた――いや、ちょっと待て。処女とエリしか合ってねーしっ? イケメン臣下に傅かれ、王侯貴族からは結婚申し込みの嵐……って空前絶後のモテ期
だけど、処女王って生涯独身決定なんですが! 雨後のタケノコのように発生する結婚フラグを折ったり利用したりしながら、21世紀干物系女子が、16世紀イングランドで女王業を頑張る話。 ※この物語はフィクションです。実在の歴史上の人物・団体・事件などにはいっさい関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-04 23:02:08
1110035文字
会話率:38%