失踪した妻が残した手紙に従いエデルは息子と共に彼女の実家を訪れた。そこで出会ったのは、美しい姉君。その美貌と広大な領地を収める辺境伯という地位にあるがゆえに多くの人間が彼女を望んだが、彼女はその全てを退けてきた。だが、家の為に一族より望まぬ
婚姻を押しつけられそうになっていた彼女は、出会ったばかりのエデルとの結婚を望んだ。そこからエデルの苦悩の日々は始まった……………ってシリアスバージョンで書けばこんな感じでしょうか。短編を読まれた方はおわかりだと思いますが、中身はあんな感じなので。
「待って、やめて下さい。やめてー」「うん?なぜだ?家族を守るのは妻たる私の役目だ」「お母様のお好きなように。後始末は僕たちでがんばりますから」
天然人たらしの引き取られた夫(通称:猛獣使い)、辺境の女帝と呼ばれるどこまでも格好良い妻(通称:猛獣)、悟りを開きそうな息子(のちの通称:魔王、もしくはサンマオ(参謀ポジションなのに魔王感が半端ねぇ))、目指せ!仲良し一家のほのぼのハートフル辺境ライフ。胸キュンもあるよ(多分、いける!……かなぁ)短編の続きです。あっちが出会い編ならこっちは家族編という感じです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 00:37:04
186214文字
会話率:44%
この世界には数多の国々が存在する。その中の一つクロデウル帝国。
この国にはこの世界で最も最強とされている人物がいた。
その人物は、数々の国同士の戦争を力でねじ伏せ、掌握した。その人物に牙を向けようとする者は尽くその圧倒的な力の前にひれ伏し、
消えていった
その人物こそ、クロデウル帝国第一皇女──リリアス・アーズ・クロデウル。又の名を……黒烏姫。
齢10にしてソードマスターという称号を手にし、12歳を迎える頃にはその国随一の魔法使いとなり、同盟国との戦争に参加し、その腕前と判断力により見事勝利を手にした。
そして時は流れ、ついに18歳となり、皇位を受け継ぐ時がきた。この事に他の周辺国及び国民に反対の意見は1つも無かったという、それはなんと本人が無自覚の天然人たらしで、国民や貴族、はたまた他の国の王やその国民達にまで愛されていたからである。だが、中には不満を持つ者もいた。彼女に家族を奪われ、国を奪われ中には身体の一部を奪われた者達からは忌むべき存在とされていた。
そしてついに正式に皇位を受け継ぐ日まであと一日となった。
その日のリリアスは、いつもの様にメイド達の手伝いをし、剣術の訓練をしていた。
「よし、今日はこの位でいいだろう。」
「明日は余の人生にとって一番大事な日だからな。もしもの事があっては今までの苦労が無駄になってしまう」
まぁ…皇位自体にそれほどの興味はないし、そういう堅苦しい役職は余にはあっていないのだが…。
仕方あるまい。第一皇女として産まれてきてしまった以上これは運命だ。それに皇帝なんて危なくて面倒臭い役職に、余の大切な大切な妹達を就かせてなるものか!妹達には、ちゃんと自分達の選んだ人生を自由に歩かせてやりたい……
「さて、そろそろ部屋に……」
「…?なんだ…あれは……っ」
自室に戻ろうとその場で振り返ったところ、何やら空の上に見慣れない構造物の様なものが浮かんでいた。丸い形をしており、僅かだが魔力を感じる。
「……なんだか嫌な予感がするな…一応父上にも報告を───」
そう振り返ろうとした瞬間、その場にあったものや建物が一斉に吹き飛んでしまった。当然、"余も"。
余の視点は一転し、空と地上が逆になった。最後に見えたのは、何も無い更地に立っていた風穴だらけの、"自分の身体"だった───折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 21:13:37
6364文字
会話率:49%
「マギー! キャシーは、あっくやくれっじょになる!」
◆◇◆
孤児であった赤毛の街娘マーガレットは十九歳。
パン屋で働く彼女は、恋人の子を身ごもる。
恋人ギルバートにそのことを伝えると、結婚を申し込まれ、感動しながら婚姻届を作成。
そ
の後、恐るべき事実を伝えられることとなった。
「実は、妻と娘(二歳)がいて。妻は二日前に亡くなったから、大丈夫だ。結婚しよう!」
気絶したマーガレットは、ギルバート=ギルベルト侯爵の家に連れて行かれる。
目が覚めると、家令達が青ざめていた。
「旦那様が事故で亡くなりました。あなたとの婚姻届を出した直後に」
「……………………………………はぁ?」
前妻の死後二日で侯爵夫人(未亡人)となった妊婦マーガレットは、この先一体どうするのか?
※夢見の魔女である義娘キャサリン(二歳)と、男を見る目がない天然人たらし美女マーガレットが織りなす、コミカルな異世界恋愛ファンタジーの、二人の出会いの物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 10:44:28
17059文字
会話率:37%
ある日突然森の中で目覚めた、記憶がない少女ティーナ。森の精霊たちはティーナのことをティーナ様と呼び、慕っている。どうやら、お伽話の千二百年前の女神と関係があるようで.......?
邪神の復活を目論んでいる組織に謎の獣人の男の子!しかも、魔
王が敵?そして、魔法で圧倒的な力を持つティーナは一体何者なのか?また、ある日ギルドからの依頼で仲間と調査に向かった遺跡に眠っていた謎の人物は?愛する人と再会し想いが通じ合ってからも異世界からの勇者?この世界のヒロイン?これは、少女が記憶を取り戻し、愛する人と結ばれて幸せになるまでの物語。
R15は、念のためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-13 16:43:57
72931文字
会話率:49%
魔物や魔獣達が存在する世界。国同士だけでなく、魔族との戦いも起こっていた。
無気力だけど、魔法や神術の腕は一流の“怠惰な”神官、リラン・ディールは、極力動きたくなくて、のんびり(だらだら)過ごしていた。しかし、そんなある日、大神官ソリスか
ら直々に、勇者の旅に同行することを命じられる。
渋々ながらそれを承知するリランだったが、“怠惰”な彼には少し“秘密”があって…
「退屈過ぎるのもやだけど…めんどーなのもヤダ」
「ヤダじゃねーよ!?お前、大丈夫だろうな!?」
「大丈夫大丈夫」
「余計信用できるか!」
自由気ままなリランに振り回される勇者達。
何だかんだ言いながらも魔王のもとへ向かうが…
進むにつれて明かされていく、仲間の、世界のこと。
ついに旅の目的地に辿り着いたとき、それぞれはー
…さてどうなる、無気力神官が同行する勇者の旅。
※すみません、話の内容が上手くまとまってないかもです。
あと、更新遅くなります。頑張ります。
この作品は、創造・実在に関わらず、色々な言語が混じりますが、ご容赦下さい<(_ _*)>大変申し訳ない…。。(〃_ _)σ∥
若干BLっぽいのがあるかもです(登場人物の性格などによりまして…)。
しかし、それっぽくても、けっしてそうではないので!
それは性格によるものであって、そういう意図はないので。
…と思っていましたが、やっぱりどうしようかな…
一応タグは保険です。
IfとしてBL版も書こうと思ってます。
それか、気分で☆
読みたい、とかあれば感想などなど、お願いします<(_ _*)>
お待ちしてます。
つたない文章ではありますが、読んで、少しでも「楽しい」や「面白い」と思っていただけるよう努力致しますので、よろしくお願いします(*^^*)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-29 14:00:09
10078文字
会話率:28%