彼には夢があった。
その夢は、イラストレーターになること。
幼い頃から自分の思い描いた世界を、絵という目に見える形で表現するのが好きで、それは時間を忘れて夢中になれるものだった。
しかしそんな彼も中学生になると、教育熱心な両親に絵を描くこと
よりも勉強を優先させられ、気付けばそれをする暇も余裕も無くなっていた。そうして勉強漬けの日々を送る中で、いつしかその夢も消えていった......。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-09 19:57:19
1463文字
会話率:0%
いつも私にだけ嫌味を言ってくるあいつ、腹が立つが軽くあしらって日々を過ごしていた。ストーカーにも遭い、心身共に弱ったそんなある日、、。
最終更新:2023-10-04 22:36:26
1141文字
会話率:0%
もうすぐこの子も寿命である。
長年連れ添った端末は、今もカク付きながら動作を続ける。
さて、此処で懸念点が一つ。
引き継ぎ、大丈夫かなー……。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
気
になった放置ゲー、チーム戦あるそうです。
即刻断念しました。
圧倒的に向いてない!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 13:29:22
879文字
会話率:48%
大学三年生の西侑人(にしゆうと)は、自分の進路について悩んでいた。
裕福な家庭環境で、なに不自由なく育った侑人は、アルバイトやボランティア活動などの社会経験もなく。周囲が就職活動に対して積極的になっているのを、どこか他人事のようにしか感
じられずにいた。
そんな侑人が唯一夢中になれるのは、絵を描くことであった。小さい頃から呼吸するかのように、暇さえあれば絵を描いて生きてきたのだ。
しかし、侑人は、自分の描いた絵を誰にも見せたくないと強く思っている。それは、自分の絵を他者から批判されたり、否定されたりするのが怖かったからだ。誰かに否定されることによって、絵を描くこと自体が、怖くなってしまう気がしていた。
侑人には九歳年上の兄、昌秀(まさひで)がいる。兄もまた侑人と同じように、幼い頃から絵を描くことが好きだった。現在では、売れないながらも画家を職業としている。
兄は、当たり前のように両親からの援助を受けて、売れない画家として生きている。侑人は、そんな兄の姿を見て「兄のようにはなりたくない」と思っていた。
世の中全体が、なんだか不景気なムードで、経済的にも苦労をしている同級生が多い中。侑人には、親の援助を受けながら画家になる、などという将来は、ずいぶんとお気楽で、世間ずれしているように思えて仕方がなかったのだ。
そんな時、侑人は同じ大学に通う柏木悠輝(かしわぎゆうき)と出会う。悠輝は、少々古風な喋り方をする変わり者。明るく朗らかだが、どこか人生を達観しているようなところのある人物だった。いつもギターケースを背負っていて、「ロックだな」という言葉が口癖だ。そして、その口癖通り、音楽をとても愛している人物だった。
悠輝にも侑人と同じように九歳年上の兄がいた。悠輝の兄は有名ロックバンドのボーカルをつとめている。悠輝は「兄が有名バンドマンになった」ということを理由のひとつに、自らのバンド活動や、ライブ活動などを自粛していた。
侑人と悠輝は、互いに「自分よりも先を歩く兄」の影響を受けている者同士として親しくなっていく。
友や家族に背中を押されながらも、自分自身の道を探し、進むべく、小さな決意を繰り返す。一進一退しながらも、不器用に前へと進もうとあがく、成長の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 11:31:54
64893文字
会話率:42%
大学三年生の西侑人(にしゆうと)は、自分の進路について悩んでいた。
裕福な家庭環境で、なに不自由なく育った侑人は、アルバイトやボランティア活動などの社会経験もなく。周囲が就職活動に対して積極的になっているのを、どこか他人事のようにしか感
じられずにいた。
そんな侑人が唯一夢中になれるのは、絵を描くことであった。小さい頃から呼吸するかのように、暇さえあれば絵を描いて生きてきたのだ。
しかし、侑人は、自分の描いた絵を誰にも見せたくないと強く思っている。それは、自分の絵を他者から批判されたり、否定されたりするのが怖かったからだ。誰かに否定されることによって、絵を描くこと自体が、怖くなってしまう気がしていた。
侑人には九歳年上の兄、昌秀(まさひで)がいる。兄もまた侑人と同じように、幼い頃から絵を描くことが好きだった。現在では、売れないながらも画家を職業としている。
兄は、当たり前のように両親からの援助を受けて、売れない画家として生きている。侑人は、そんな兄の姿を見て「兄のようにはなりたくない」と思っていた。
世の中全体が、なんだか不景気なムードで、経済的にも苦労をしている同級生が多い中。侑人には、親の援助を受けながら画家になる、などという将来は、ずいぶんとお気楽で、世間ずれしているように思えて仕方がなかったのだ。
そんな時、侑人は同じ大学に通う柏木悠輝(かしわぎゆうき)と出会う。悠輝は、少々古風な喋り方をする変わり者。明るく朗らかだが、どこか人生を達観しているようなところのある人物だった。いつもギターケースを背負っていて、「ロックだな」という言葉が口癖だ。そして、その口癖通り、音楽をとても愛している人物だった。
悠輝にも侑人と同じように九歳年上の兄がいた。悠輝の兄は有名ロックバンドのボーカルをつとめている。悠輝は「兄が有名バンドマンになった」ということを理由のひとつに、自らのバンド活動や、ライブ活動などを自粛していた。
侑人と悠輝は、互いに「自分よりも先を歩く兄」の影響を受けている者同士として親しくなっていく。
友や家族に背中を押されながらも、自分自身の道を探し、進むべく、小さな決意を繰り返す。一進一退しながらも、不器用に前へと進もうとあがく、成長の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 11:30:00
65582文字
会話率:35%
様々な種族が住む世界に、竜魔族として産まれたディルヘルム。
彼は双子の兄・ヴィルヘルムと同じく、種族を率いる宿命を持った運命の子だった。
周囲に言われるがままに、次期族長としての教育を受けるディル。
反対に、兄のヴィルヘルムは生
物について興味を持つようになった。
明るい光を放つ照明になる花や、食べると怪我を治せる植物。様々な役に立つ研究を完成させるヴィルヘルム。
自分は見つけられなかった夢中になれるものを見つけてみせた兄を、ディルはとても慕い、誇りに思っていた。
しかしある日、ヴィルヘルムの作り出した動物が集落の者に怪我を負わせてしまう。
その事が原因により、ディルは生まれて始めて兄と離れ離れの誕生日を過した。
謹慎が解けた日、ディルは兄に会いたい気持ちが先走り、誤って心にも無いことをヴィルヘルムに言ってしまう。
それをきっかけに、双子の兄弟のすれ違いが始まり──やがて世界を巻き込む狼煙となる。
運命の歯車が狂いだしたのは、果たして何時なのか?
これは暗黒時代の幕開け──その始まりとなるプロローグである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-24 19:01:30
18024文字
会話率:35%
夢中になれることがあるのは恥ずかしいことじゃない。
最終更新:2022-09-20 00:44:37
762文字
会話率:0%
夢中になれる何か一つはあったらもう貴方は素敵だよ
最終更新:2022-08-09 08:52:35
747文字
会話率:0%
父が突然、歌い手になると宣言。我が家の食卓は凍り付いた。いったいどうして⁉ なんで歌い手に⁉ 混乱する家族をよそに、父は熱心に歌の練習に励む。夢中になって活動する父の姿に、家族は次第に影響を受けて変わり始めた。主人公も自分が夢中になれる『何
か』を探すのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-26 16:20:14
6700文字
会話率:26%
本編は僕が中学生の頃の話なんですけど、僕が自分のお小遣いで漫画を買いだしたのは高校生になってからなので〇ルトのロックリーを本格的に知ったのはその頃です。けど中学生の時にはアニメでロックリーを見て知っていたので「努力は無限。才能は有限。だから
努力さえすれば案外どうにでもなる。どうにもならないのは努力が足りないからだ。」という考えはほぼほぼ中学卒業か高校の2年の末期で病気が始まるまで染みついていたと思います。
僕は今現在大人になってから10年近く時を過ごしていますが、この考え方はそれを受け容れる人の年齢によって正しいかどうかが変わってくると思い始めました。
まず年齢が若い場合、これはまあありだと思います(僕の場合は病気の若干の引き金になったけど…。でもまああの高校の人たちと先生方、それと僕の状況も絡んでるだろうけど…。だって僕の病気はそういう病気だもん。)。…というより若い人がこういう考えで変に大人ぶるべきではないと思います。よく大人が「自分の可能性を決めつけてはいけない」とかいうけど…。それでは言葉足らずな気がして、「自分が何に向いているかを自分なりに探してみて、その見つけた対象に若くてエネルギーが有り余っているときに精力を注ぎ込む」んです。ところが「運命?は決まっている」という思考でいるとどうしても鈍ったり加減してしまうと思うんです。そうなると何が問題かというと、自分に向いているものや「これだ!」と思い夢中になれるものが分かりにくくなるか、下手すれば一生見つからず人生を終えるときに「自分は『この人』としての一生で何を求め何をしたかったのだろうか」と後悔してしまうと思うんです。
→次回のあらすじへ続く折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-11 02:12:47
6572文字
会話率:0%
これが、21世紀のラブソングだ! という作詞です。
人間の20%は善良だ。
それに建設的な話もできるし、何か夢中になれるものがある。
そういう人が自分は好きだ。
でも、そういう人は基本的にインドア派。
妥協して、思考しない・こだわりのない
つまらない人間(しかもマウントをとる)と一緒にいるくらいなら、2次元といる現状はなんか幸せだなって思った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-05 00:46:04
624文字
会話率:0%
小説に興味のない少年。彼が、夢中になれる小説を見つける物語です。
(作者は初めて小説を投稿しました。温かい目でお読みください)
最終更新:2022-01-08 23:52:44
838文字
会話率:32%
まるで引き寄せられるように登拝門を潜り、男体山を登り始めた男。
宿にて出会った美しい男性に、どこか心惹かれてしまう青年。
新たに夢中になれるものを探し求め、湖畔を彷徨い歩く少女。
魂の転生を経て、見知らぬ人物に憑依した男。
美しい湖畔に
て、彼らが探し求めた新たな道は――。
これは静かな湖畔の宿を訪れた四人を描く、再生の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-18 01:24:27
54398文字
会話率:30%
泳ぐのに夢中になれる場所で彼が出会ったのは一人の女性。
触れ合うほど近いのにあまりにも遠いところにいる彼女が、彼に別の世界を見せる。
そしてもう一人の、もっと近いところにいた女の子との初恋のお話。
※R-15は念のため。
最終更新:2021-07-20 16:58:10
87864文字
会話率:1%
みんなが好きなことに夢中になれる夢の国、イゾン・ショー国。平和な日常を当然壊したのは悪のベジタブール王国だった。国民を皆健康的な野菜中心の食生活にしようと侵略を始めたのだ。「そんなことはさせない! みんなの夢中を守るため、私たちが戦う!」立
ち上がったのは伝説の戦士『魔法少女戦士チュー☆ドック』。今、少女たちの正義と平和を守るための戦いが始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-24 23:15:56
4732文字
会話率:63%
一生をかけて、夢中になれるものがある。
そんな人生に憧れます。
最終更新:2020-12-04 04:41:06
1279文字
会話率:8%
何を見ているのかなと思っていたら、ほとんどの人はゲームみたいで、そんなに夢中になれるのって、ある意味幸せなんだろうなと思った。生き物は、脳で感じ取るのだとしたら、脳だけ生きていればいいような気がしてしまう。体があるのはなぜなんだろう。繁殖の
ため、脳を維持するため、移動のため、なんとなく、思考がずれてきた。これもゲームなんだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-05 06:37:21
934文字
会話率:6%
大学生が初めて夢中になれる女性に出会う。クールだったはずの自分の変化に戸惑いながらも、アプローチの方法を探るが結論が見えてこない。少しどころか、普通とはかけ離れて見える彼女に翻弄されながらも一途に思いを告げるが、思い通りにいかない。でも、思
い通りの行動や言動をしない彼女にますます惹かれて行く。側から見ればあっけない結末は、2人の最善だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-05 00:00:00
8712文字
会話率:43%
俺はとある日本人男子だ。
小中高とやりたいこと夢中になれることを特に見つけられずにダラダラ生きてるだけのイマドキ無気力系男子だった。
まあ大学行けば何かしら見つかるでしょみたいに思って適当な大学に入ったもののやりたいことなんて簡単に見つかる
はずもなく1年が過ぎ、そこでようやく気付いたんだ。
俺って自分から行動していない。いつもぼーっと立っているだけ。周りに流されてるだけなのに、自分の足で歩いていたつもりになっていただけだった。
前世の記憶はここまでだ。
俺はいつの間にか異世界へと転生していた。
大切なことにようやく気付けたのに死んでしまって無念な気持ちもある。でも転生という人生やり直しのチャンスを得ることができた。
今度は前世のようにまっさらなキャンパスのまま人生終わりたくはない。
俺は無気力系をやめるぞ!
そして今度は幸せな人生を、楽しい人生を送るために頑張ろう!って意気込んだものの早々に問題が判明した。
俺の股には息子がいなかったのだ……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-21 07:00:00
226813文字
会話率:42%
なんとなくで過ぎていく青春。周りや環境に流されながら、なにか大切に思えるもの、夢中になれるものに気がついて行く少年のものがたり。の予定です。
※
見切り発車のなんとなくで始めましたのでご容赦を
最終更新:2020-05-19 11:38:59
51156文字
会話率:52%
私には優れたな才能があるわけでも、特別なセンスがあるわけでもない。
勉強も運動も人間関係も、
何も持っていないといえば嘘になるけど、何かを持っていると断言はできない。
双子の弟みたいに、たくさんの異性に人気にでもなければ、
友達のように
、だれからも愛される愛嬌も持っていないし、
あの人のように、夢中になれるもの見つけることもできていない。
何不自由なく過ごしているけれど、
時々自分がすごくつまらない人間のように思える。
だけど私は、普通のまま、精一杯、生きていきたい。
とても曖昧なまま。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-21 02:19:36
5702文字
会話率:13%