初めて会った時は、ただ見た目と声がいいなぁと思っただけだった。まぁ好みの女。中身は知らないしね。
仕事で関わって色々話して、それで「ああ、この人面倒臭い女だ」と気付いて、よし、口説こうと思った。
だってさぁ、こんなに自分の理想に完全一
致してる女が目の前にいるんだったら、そりゃ落としたくなるだろ。なぁ?
「瞭花さん、エッチしねぇ?」
「しない」
軽く言った言葉は冷たい一言で返された。結構本気だったのに。
スタジオミュージシャンをしている高校生の笠置眞哉は、ピアノの調律師をしている篠崎瞭花の事が好きで、隙あらば絡んでは口説いている。仲はいいけれど本気にされていない、よくある片想いの奮闘劇は、ある日転機を迎え――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 00:05:00
22073文字
会話率:56%
好きな町に住みたくて転勤を決めたゆいな。転勤先には木野という植物が好きなおじさんがいた。
ゆいなはかっこよくて背が高くて声がいい木野を激推し。推しのことは好きにならないと断言しているが……。
推しへの恋に抗おうとする歳の差20の社内恋
愛。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 07:31:15
91221文字
会話率:44%
公爵令嬢セレスティアと、護衛の『影』で婚約者で王子なクレイディルの、とある一日のお話。
続編より糖度高めなので胸やけします。
最初から最後までクレイディル視点。護衛の話なので残酷描写ちょいと有りです。
(短編『あなたの声に痺れるんです。』
の続編の続編になります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-06 13:02:35
9559文字
会話率:37%
短編『あなたの声に痺れるんです。』のその後のお話。山なし谷なしオチなし。ただイチャイチャしているだけかもしれない...そんなお話。
※悪役令嬢でした。
最終更新:2022-03-19 13:32:26
9942文字
会話率:46%
公爵令嬢セレスティアは第二王子ライルからの婚約の申し込みを断り続けている。
彼女の想い人は、一度も姿を見たことの無い専属護衛の「影」。彼の甘くとろけるような声に痺れながら過ごす幸せな日々を送っていたけれど、彼を専属から外す決意を固める
。
両片思いな主従関係の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-11 11:27:32
11370文字
会話率:42%