自由を求めた民衆たちによって江戸幕府が倒された日本革命以後、日本国は日本合衆国となる。
日本の国家観を継承する機関「日本朝廷」を支える三ノ宮の一角、桜ノ宮愛月は両親を殺し、東京大災害(通称「龍神様のお怒り」)を起こした白金髪の魔女を捕ま
えるため、国家霊道士となって強くなることを誓う。
しかしながら、兄の勇月が勝手に応募した国家選抜アイドルオーディションに合格するも、恋愛がしたいのでこれを固辞、その代わり霊道学院生の身分なので赤羽神社のインターン生として配属する。
赤羽神社の国家カウボーイアイドルかつ心霊保安官で通称「ラブヘルパー」を自称する近藤愛之助とともに、インターン生として赤羽で起こる心霊案件を解決しながら、国家アイドルを殺して神社の龍鏡を破壊する「死神」や、AI社会で人の道を踏み外した「ケダモノ、マモノ、バケモノ」、世の中の犯罪を取り仕切る「犯罪推進委員会」と戦いながら成長していくストーリー。
*この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 18:00:00
92810文字
会話率:53%
時空を超えた対談番組『歴史バトルロワイヤル』。今宵、スタジオに召喚されたのは、国家の「カネ」を巡り、歴史にその名を刻んだ4人の巨人たち。
日本のデフレを止めた「ダルマ宰相」高橋是清。
世界恐慌に立ち向かったカリスマ大統領、フランクリン・ル
ーズベルト。
国家の信認を命懸けで守った「財政の鬼」松方正義。
そして、全ての経済学の父、アダム・スミス。
彼らに突き付けられたテーマは、現代日本が直面する最大級の論争——『「積極財政」と「金融緩和」の継続』は是か非か?
「民を救うためなら、どんな禁じ手も厭わない」
高橋とルーズベルトが、自らの成功体験を基に、大胆な財政出動こそが希望だと力説すれば、
「その場しのぎの麻薬が、やがて国を滅ぼすのだ!」
松方とスミスが、財政規律と市場の原理を盾に、未来への責任を忘れた政策を断罪する。
序盤の哲学的な問いから始まった対話は、やがて「金融緩和は希望か、麻薬か」「国家はどこまで民に介入すべきか」という核心へ。それぞれの譲れない信念が火花を散らし、「神の見えざる手」と「人間の見える手」が激しくぶつかり合う!
果たして、激論の果てに彼らが導き出す「結論」とは何か。そして、混迷の21世紀を生きる私たちに送られる、魂のメッセージとは——。
これは単なる経済討論ではない。
国家観、そして人間そのものを問う、究極の知的エンターテインメントである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 02:09:36
37790文字
会話率:66%
宰相とその息子が国家経営のコツ、国家観について話し合う。岩波文庫の白帯に入っていそうな、ちょっとクラシックな対話篇。
最終更新:2025-02-22 10:44:00
1815文字
会話率:76%
ジャパーニー第三帝国の独裁者であった総統は世界大戦に敗北し、自決を遂げた。死後、彼の魂は、閻魔大王のいる閻魔庁へとたどり着く。審判が始まると思いきや、閻魔大王は総統とのインタビューを申し込まれた。
最終更新:2020-06-10 00:37:27
2429文字
会話率:13%