NHKスペシャルで、ポーランドとベラルーシの国境地帯の難民問題を見ていた。安全な日本の暖かい部屋で、女性難民の「Please treat me like a human being」という言葉が胸に突き刺さった。
支援者は「世界が寛容になる
ことだけ」と語る。しかし、世界は今、右傾化と分断の波が押し寄せている。人間として扱われることは、当たり前の権利のはずなのに。
テレビという安全な装置を通して見る現実に、私たちは何ができるのか。少なくとも、この問いかけから目を背けず、より寛容な世界への一歩を踏み出すことから始められるはずだ。それは、画面の向こう側からの切実な訴えへの、私たちなりの応答となるだろう。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-02-16 23:16:10
1724文字
会話率:3%
ここは魔法が存在する世界。大戦が終わり世界は復興し始めていた。しかし、統暦1929年の世界的経済危機によって各国経済は麻痺。社会は不安定になり混乱の時代へと突入した。
翌年の1930年。クリスタ・フィシャーの父アウグスト・フィシャーの暗
殺により終末時計は動きだした。世界は右傾化する敗戦国、ゲルマニア共和国を台風の目に破滅へ向かい始める。
同時期、主人公クリスタはゲルマニア共和国に対し徐々に不信感を募らせ、それはやがて世界を巻き込む復讐心に変貌していくのだった。
後の歴史家はこの時代を振り返ってこう語った。「私達は薄い氷の上にあった」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-08 04:12:26
41769文字
会話率:43%
旬を過ぎた日韓のお話。
ふりがなさんの読み解く世代論。
最終更新:2019-10-21 20:00:00
3664文字
会話率:0%
『不戦の民』と『戦犯』の子孫と『兄の遺志を継ぐ少女』が工作員らと戦う物語。
謀略策略ありの人間ドラマ。架空世界を舞台にしてますが、現代の日本と変わりない世界観になっています。(イラストあり)
シーズン1は恋愛要素あり。主人公とヒロインの
心の物語が中心。敵の正体や思惑も明らかに。
シーズン2は対工作員・謀略策略戦。狙われる主人公たち。
シーズン3はテロ戦争・戦闘・銃撃戦。首相も登場。国の存亡をかけた作戦とは。
シーズン4は国に見放された少年少女工作員との闘い。そして政界で謀略策略が。本当の黒幕は?
主人公側だけではなく、敵側・工作員たちのそれぞれの思いも綴ってます。敵=悪にはしてません。
次シーズンに橋渡しをしつつも、物語はシーズンごとに区切りをつけます。各シーズン9万字~11万字程度です。はじめのほうは右傾化エンタメと思われそうな内容ですが、物語が進めば、実はそうでもありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-30 17:02:42
397247文字
会話率:25%
半世紀以上にわたってくすぶる東アジア圏領土問題。
日本は、「実効支配してこそ領土を主張できる」と宣言。
他国にさきがけ、列島の周囲に点在する無数の島々すべてに、
防衛隊員と称した、一般市民を送り込むことになった――。
最終更新:2013-04-04 23:08:24
6377文字
会話率:30%