俺はお嬢様の犬だ。今日はめでたくも喜ばしい、俺の仕える公爵家のお嬢様と、この国の王子との婚約式。それなのに、
「気安く私に触らないで下さる?」
バシャーーーーッ。お嬢様が、王子にお茶をぶっ掛けたのだ。「キャーーーッ、お嬢様、ご乱心!?」騒然
となる中、お嬢様は遠くから見ている俺だけに向けて、口パクで伝えてきた。
“ざ” “ま” “ぁ” 。
俺はただ、お嬢様の幸せだけを願っているのに、どうしてこうなってしまったんだ…。
塩顔イケメンモブ従者✕転生悪役令嬢(中身、乙女ゲーなんて一度もやったことない系女子)で、サラッと読める感じのハッピーエンドです。
作者がどうしても美少女に冷淡に流し目口パクで“ざまぁ”って言わせたい話です…!よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-21 17:27:17
14887文字
会話率:33%
ブラックIT企業に勤める職業PG(プログラマ)――いわゆるIT土方(どかた)なアタシ(オレ)は、国の出勤自粛要請にも従わずに、毎日元気に出勤中だ。一応、向かいのデスクと隣のデスクの境目をコンビニエンスのレジ等にあるようなビニールで仕切っては
いる。
そんなアタシ(オレ)が憂鬱かというとそうでもない。それは何故か。
マスク必須のこのご時世、口元が見えないのをいいことに、佐藤センパイ(パイセン)にバレないように口パクで告白しまくっているのだ。
――えっ、意味がよく分からない?
マスクで口元を隠している=つまり佐藤センパイ(パイセン)には分からないという事なのだよ。実際にこんなこと(大好き)を面と向かっていえないアタシ(オレ)は、このご時世に便乗してエア(口パク)告白をしまくっているが、実にストレス解消になる――。
※第一部と第二部主要登場人物の性別が入れ替わりますが話はほぼ同じです。第一部と第二部、どちらかだけお読みいただければ十分な仕上がりとなっておりますが、クレームは受け付けておりませんのでご注意ください。w
※第一部と第二部の最終話を大幅修正、エピローグを追加しました。6話×2部+1話の計13話構成になりました。一度読んでくださった方には申し訳ありません(><)
※大幅修正した回は(*)を目印につけています。
※【おまけ】は大幅修正前の第一部と第二部の最終話です。記録用です。読まなくてOKです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-13 00:32:06
23867文字
会話率:33%
主人公はSF作家を夢見るサラリーマン。
相棒はメイドカフェの美しきメイド長。
この2人が秋葉原で起こる事件を次々と解決するオトナの、オトナによる、オトナの為のラノベ第43話です。
今回は、AV女優が難病から生還しアイドルグループのメンバ
ーとしてデビューしますが、実は彼女は偽物。
本物は既に逝去し、デビュー曲に歌入れした仮歌シンガーがナリスマシていたコトがわかります。
ところが、主人公以外にもソレを知ったライターが脅迫状を送って来ますがコンビの活躍で無事開催されるのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-14 21:49:37
10002文字
会話率:42%
ある日、突然、私は誘拐された。
それも変な場所に連れてこられた。
身体は小さくなる。
周りは口パクしかしない。
人としての機能がおかしくなった。
そして、変な力を得てしまったらしい。
「種族って何?
私は悪魔になった?
教会に命を狙われて
る?
…危機的状況だな」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-25 23:00:00
13207文字
会話率:5%