数多の勇者と魔王が存在する現代。勇者ランキング第一位にして、『最強』の称号をもつ勇者がいた。その名も勇者アレン。誰もが認める最強の勇者は、地位や名誉も手に入れ、人生がイージーモード……。
なんてことはなかった!
休みなく下される魔王討伐
命令。せっかく凶悪な魔王を討伐しても、報酬は諸経費を抜いて一般男性でも簡単に稼げる金額しかもらえない。遠征はすべて自腹。とてもじゃないけど生活できない。
そんな彼は運命の魔王と対峙する。美しい女性の魔王は、不満いっぱいな勇者に提案した。
「ぬしよ、ワシの元で雇われんか?」
あまりに好条件すぎる待遇に心が揺れる。
これは最強勇者と訳あり魔王が織りなす爽快バトルコメディーである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-23 19:18:00
245914文字
会話率:40%
マイバイブルは『異世界召喚物語』リターンズ
タロス戦役から約五十年、ミズガルズに移り住んだ人たちは未だタロスと戦い続けていた。疲弊したアールヴヘイムの国々は、打開策として上級冒険者たちによる勇者ランキング制度を導入した。魔力が世界に満
ちていく一方で、それを糧とするタロスとの衝突も増えていく。
タロス戦役の英雄エルネスト・ヴィオネッティーの孫にして『雷管(プライマー)』と呼ばれるリオネッロ・ヴィオネッティーがそんなミズガルズに降り立った。
ハイエルフの血を引く年間チャンピオンの姉(おば)、リリアーナ・ヴィオネッティーと会合したそのとき、彼は言った。
「暇だって言ったら、手伝ってこいってさ」
冒険者でもない彼は果たして姉の役に立つのか? なぜ一族から『プライマー』と呼ばれるのか?
彼の持つ『魔弾』とは?
相棒の召喚獣ヘモジ(弟)と猫又のオリエッタと行く珍道中。
「ヴィオネッティーはいつの時代だってヴィオネッティーなのさ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-04 00:00:00
2076444文字
会話率:46%
異世界転移者である葛原樹(くずはらいつき)はある日、クラスメイトに追放されてしまう。
クラス召喚に巻き込まれ、魔王を倒す使命を負わされたイツキが手に入れたのは、スライムがテイムできるという微妙なスキルであった。そのため、クラスメイトか
らはクズオと馬鹿にされ続ける異世界生活を送っていた。
一方、クラスのリーダー的存在である勇者ハセガワは、クラスメイトの貢献度を可視化する勇者ランキングという評価システムを採用して、クラスメイトのモチベーションを上げようと画策する。
当然、戦闘力皆無のイツキが評価を得られることはなく、ランキング最下位を取ってしまいうんこ製造機の烙印を押されるのであった。
そして、日本帰還の役に立たないという理由から、イツキは追放されてしまう。
捨てられた先は、未だかつて誰もクリアした者がいないという、ダンジョンの下層エリアであった。
生還率1%以下のダンジョンの最下層で、イツキは伝説の竜族に襲われる。
命乞いをして見逃してもらおうとするイツキだったが、そこで【ラスボステイム】と呼ばれる真の力に目覚めるのであった。
竜と信頼関係を結ぶことで、通常ではテイムできない、神竜族の少女のテイムに成功したイツキは、人類初のダンジョン攻略者となる。
そして、初クリアボーナスで手に入れたのは、なんと異世界仕様のスマホであった。
アイテム収納、宿屋、テイムしたモンスターを管理・強化、アイテムの合成、ステ振りなど、様々な便利機能が使える特別製のチートスマホであった。
ダンジョンは、ラスボスをテイムするだけでらくらくクリアし、異世界アプリの力で誰よりも有利に異世界を生き抜くことができるようになったイツキは、魔王を討伐して日本に帰還するため――ではなく、異世界で自由気ままなスローライフを送るために邁進するのであった。
カクヨムコン応募作品です、最新話はカクヨムの方に掲載しておりますので、応援して頂けるとうれしいです!!
https://kakuyomu.jp/works/16816700429164490654折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-24 22:00:00
49215文字
会話率:49%
一万人の勇者の一人として召喚された僕が女神様から受けた評価は勇者ランキング9995位。なんだよ下から6番目って。しかも低い理由は僕の性癖らしい。いったい守備範囲が生後1カ月から10カ月のなにが悪いって言うんだ!
仲間も支度金もろくにもらえ
ない低ランキング勇者の主人公が送るハイテンション王道ファンタジー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-25 17:31:19
16860文字
会話率:18%