聖女が微笑んだ。
「この力で世界を救ってください」
勇者は笑った。
「いや、残機9999じゃ無理ですって」
そうして10年経った現在、強欲の勇者の異名を持つソラはきちんとおっさんになっていた。魔王を倒してほしいと人々から願われな
がらも、行く先々で騒ぎを起こす彼にあきれながら聖女様は今日も付いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-11 01:05:08
8138文字
会話率:53%
先代魔王の父が、前回の勇者に倒されてからたったの5年しか経っていない。なのに¨次の異世界勇者¨に攻め込まれていた。いつもなら、数十年周期なのにだ。
しかし……勇者はおっさんだった。
しかも……弱かった。
今回の勇者を倒すのは容
易だが、魔王は勇者に討たれる事を選んだ。 何故なら、勇者がやって来た異世界に行きたかったから。
だが、送還されたの先は、魔王が憧れていた現代日本では無く……¨大航海時代のヨーロッパだった¨。
── 私を、聖地アキハバラに行かせろぉ! ──
おっさん勇者と共に送還された魔王は、中世ヨーロッパを舞台に、夢のアキバ生活を再現すべく奔走する。
中世ヨーロッパが舞台です。
サブタイトルの《》は、調べた小ネタの内容になります。
資料などを調べながら書いていますが、専門家では無いので細かい違いはご容赦下さい。(詳しい方は、そっと教えて下さると助かります)
参考にさせて頂いたのは下記になります。
書籍
「世界の歴史 16 ─ ルネサンスの地中海 ─」
「中世ヨーロッパ生活誌」
「海からの世界史」
サイト
※リンクを書いて良いのか不明なので、検索キーワードを記載しておきます。
「中世史の保管庫」
「ファンタジー作品に使えるかもしれないふわっとした中世ネタ」
「SaudiTraveller」
「資料館 ─中世の物価─」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-31 20:01:31
49256文字
会話率:45%
灰色の世界から目覚めた私を待っていたのは?
かつての勇者と、部下たち。そしては私の前世は……。
最終更新:2015-04-24 21:35:55
5627文字
会話率:40%