男爵家のリリーは人と話すのが苦手なので、人と関わらないで済む図書館写本部で働きたかったが試験に落ちてしまった。困っているリリーに公爵領図書館の館長が声をかけた。
最終更新:2023-12-28 07:23:15
1000文字
会話率:35%
その世界には特別な力が存在する。火の力、風の力、水の力、地の力。生まれてくる時に備わっているその力を、人間は当たり前のように様に使う事ができた。
その力の強さはステータスとなり、人間の格を大きく左右する。力の強い者は平民でも優遇され、力の弱
い者は貴族でも冷遇された。その為、貴族などの高い地位の者はその力の強い子供を産む為に政略結婚も当たり前の世界だった。
十八年前、ある貴族の家に女の子が生まれた。名前はカスミラ。彼女は地の属性に「芽」が不足した状態で生まれた「土」の属性と判定された。それは無能力者を意味する。その彼女に家族は冷たく接した。
そんな彼女は家の体裁を保つ為、義務とされている学校に通っている。能力至上主義のそこでの生活も、彼女にとっては辛いものだった。教師は扱いが分からず、生徒達には陰口を叩かれる。それでも勉強も仕事もしっかりとこなし、助けを求めてきた人間には優しく接する彼女に手を差し伸べたのは、この国の王子サンブラント、成績優秀者のガーベラ、教師のレンデスト。やがて周囲の助けと彼女の努力が実を結ぶ。
これって遺伝子が反応しているのかな。
そんな事を思うほど彼女に引き寄せられる、四人の友情と恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 20:37:46
218557文字
会話率:63%
ヴァイオリニストの母親と一緒に小さな頃からお稽古に励んできたマヤは、決められた結婚、決められた人生なんていやだと思っていた。「ヴァイオリンの技術を高めることで人格を高める」方針の母親に、意味はわからなくともしぶしぶついていく。お友達との友
情を育み、運命の人との出会いに発展する。思いもかけないところでヴァイオリンが役に立った。彼は、マヤのヴィブラートが美しいと言ってくれた。
努力が実を結ぶことの素晴らしさ、美しい音楽と、それを共有できる相手にめぐり会える幸せ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-04 23:45:34
45422文字
会話率:32%
今年のオリンピックを絡めて童話を書きました。日々の努力が実を結ぶ、スポーツだけでなく色々な事柄に繋がっていくと思う。
キーワード:
最終更新:2021-11-15 22:23:50
1580文字
会話率:39%
あるとこに、生死を彷徨うような無茶苦茶な努力ばかりする高校生がいた。
彼は家に早く帰る為全力で走るが、今までの負担がピークを迎え倒れてしまう。
気がづくとよくお世話になる病院や家ではなく、真っ白な空間に太った中年おじさん(神様)がいる場所だ
った。
神様は死んでしまった彼に『努力が実を結ぶ世界』でもう一度生きていく選択肢を出しました。彼はそれを選び『努力が実を結ぶ世界』に飛んでいきました……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-03 23:01:43
5787文字
会話率:64%