宇多天皇を祖とする宇多源氏の近江佐々木氏、その嫡流であるである六角氏。血筋的には足利氏を超える貴種であると言っても過言ではない。最盛期である六角定頼は天下の宰相として、足利将軍家の後ろ盾となり畿内の政治に大きな影響力を持っていた。続く、六角
義賢も畿内の政治に大きな影響を与えていた。しかし、六角義治の時代に家中で内紛が起き、弱体化してしまう。その後、織田信長と戦い大名として、没落してしまう。
とある大学生が、史実では存在しなかった義治の兄として生を受けてしまった。没落は嫌だ。近江を保持したまま天下泰平の世を迎えたい。そのために奔走する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 00:02:41
131211文字
会話率:32%
気付いたらここに居た。そんな言葉が似合う転生。
戦国時代に捨て子として転生した浅間駿介はたまたま通りかかった「猿夜叉丸」に拾われ、「一夜叉丸」という幼名を貰う。
彼は猿夜叉丸……のちの浅井長政の側近として仕えることになる……
IF小説
です、苦手な方は自己責任でお願いします。(コメントで文句を言ったりなどは控えてください)
もちろん作品についての意見は参考にさしていただきます。
史実とずれたりすることがありますがこれはあくまでIFです。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-24 06:00:00
13680文字
会話率:49%
元亀元年(1570年)
一人の男が千種峠を自領の岐阜に戻ろうと駆け抜けていた。
そんな中響き渡る発砲音。
浅井・朝倉だけでなく近畿のほぼ全てを敵に回した将が馬から振り落とされる。
それは六角氏の命によって、それはモノとして自分に価値を見出す
ために男は果敢にも稀代の英雄織田信長に狙撃を試みたのであった――――。
それは一人の忍びの話。
それは英傑全てと対峙したヒトになろうとしたモノの話。
歴史ネタ増し増し盛り盛りの秦 元親拘りの一作?
(諸説あります、そして本作では伝説や伝承も多く使っておりますのでご注意を)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-01 17:04:55
10662文字
会話率:17%
応仁の乱よりのち、室町幕府の権威は地に落ちた。
明応二年、管領であった細川政元は将軍の廃立を行うべく明応の政変を実行。これにより実権は細川氏に移った。しかし政元の死後、細川氏は分裂し、中央の求心力は無きに等しくなった。これを機に各地の豪族、
国人が力を蓄え、泥沼化した戦国時代が本格的に幕を開けたのであった。
大永元年、近江の六角氏本拠、観音寺城内の館で一人の男児が誕生した。彼は乱世ゆえに生れて直ぐに決められたのである。「近江の将」となることを…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-29 13:50:31
17755文字
会話率:36%