魔力を全く持たない伯爵令嬢のリフィアは、『無能の役立たず』の烙印を押され、家族に虐げられて育った。
最低限の食事と衣類のみを与えられ、別邸に隔離されて十年。厄介払いされるよう、呪われた仮面公爵へ嫁ぐよう命令された。
温かく迎え入れてくれ
た公爵家で、リフィアは皮膚が硬鱗化する呪いに苦しむ仮面公爵に寄り添い懸命に看病した。
すると何故か少しずつ公爵の呪いが解けてきて、甘い幸せな新婚生活が待っていた……!?
家族に冷遇された事でリフィアに目覚めた特別な力は、聖女にしか持ち得ない神聖力だったと分かり――自身の生まれた本当の意味を知らされる。
「役目が終わったと言うのなら、これからは……私が好きなようにやらせて頂きます!」
「全てが定められた運命? だったら僕はそんな運命、ぶっ壊して新たな道を作ってやるよ」
このお話は、『冷遇されて育った令嬢が、課された不幸な運命を切り開いて、愛する人と共に生きるため、本当の幸せを自ら掴み取る物語』です。
※カクヨムでも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 07:45:07
129581文字
会話率:52%
神に選ばれ聖女として生まれ、後に聖女で無いと"人"に貶められた聖女は本当の聖女とは何かを見つける旅に出る。
押し付けられた人の手で作られた聖女の姿ではない、神が望む聖女の姿を求め。
そして聖女の真聖女へのメタモルフォー
ゼが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-27 10:00:00
168089文字
会話率:42%
聖女と呼ばれ、聖女の役目を行う彼女。
名を神に返し、聖女が名前となった彼女は鎮めの儀式を行う。けれどその心中は─────。
(お試し短編)
最終更新:2019-08-12 22:17:26
2930文字
会話率:36%