異世界の悪役令嬢に転生したフリーダ・ミュールはギロチンにかけられながらも思う。
(あーあ、これで三十三回目か……)
フリーダは二十四歳で処刑され、十四歳の時に戻るというタイムリープを繰り返していた。
だが何度繰り返しても、同い年の帝国の戦姫
、ラビリス・トラインに敵わない。
ならばいっそ相手と友達になってみようとしても、最終的には同じ結末を迎えてしまう。
どうすれば良い。何をすればあの未来を防げる。
悩みに悩んだ末に導き出した結論は、あの戦姫ラビリスを戦い以外のものに夢中にさせてしまおう、というものだった。
十四才のラビリスは、まだ戦姫となる前。歌が好きな乙女だったはずだ。
ラビリスが戦姫になる前に、アイドルにしてしまおう。
そうしてフリーダは現世の知識を生かした様々な名曲を使い、異世界で一番のアイドル事務所の設立に動き出す。
全ては、自分が生き残るために!
以前連載していた
魔法大学を追放された見習いが魔法の時代を終わらせる。コツコツ作った翻訳の魔導書でルーンを解読、チート魔道具を量産可能になった最強の付呪師(エンチャンター)となる
という作品に、清見こうじさんという方が挿し絵を描いてくださいました。
たいあっぷ、というサイトにて挿し絵付きで連載しています。
https://tieupnovels.com/tieups/1414
Twitterはじめました、よろしくおねがいしますm(_ _)m
https://twitter.com/i4S0LHspdgzBTor折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-20 19:06:59
16929文字
会話率:24%
「役立たずめ」
魔導師見習いのリゼルは、魔法大学から追放された。
生まれつき魔力が少なく、魔法もろくに使えないリゼルが魔法大学に在籍できていたのは座学が非常に優秀だったからだ。
だが、その知識をフル活用して作り上げた翻訳の魔導書は、
無価値と判断されてしまう。
リゼルは途方に暮れるも、あらゆる魔道具に使われている古代ルーン文字が翻訳されていることに気づく。
もしや、と付呪を試してみたところ、通常の魔道具を遥かに超える力を持った一品が完成してしまった。
やがてリゼルは、世界一の付呪師として名を馳せていくことになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-15 18:04:05
157075文字
会話率:25%
錬金付呪師エージは、低い錬金付呪スキルしか持たないが、素材集めで店に貢献していた。
しかし、彼の力を軽視した店長から「君の代わりなど、いくらでもいる」と追放され、何だかんだで囚人奴隷として強制労働場に送られてしまう。
だが、エージの錬金付
呪スキルは低くなかった。
ただ、過労状態だっただけで、実は類まれなる才能の持ち主だったのだ。
彼は1つの物に、同時に2つの付呪ができる【二重付呪】のスキルを手に入れる。
出所したエージは、1人の犬耳族の少女と出会う。
彼女は借金に追われた、今にも潰れそうなオンボロ錬金付呪店を経営していた。
エージは彼女とその店を守る為、強力な錬金付呪スキルと、雇われの身では気が付かなかった経営の才能で、店を再建する事に。
彼は、普通の錬金付呪店では考えられないサービスを始める。
それは、店を繁盛させつつ、不幸な人達も救うという、画期的なアイデアだった。
一方、追放元の大手悪徳錬金付呪店は、エージがいなくなった事で素材集めのコストが格段に上がってしまい、利益が大幅ダウンとなる。
だがそれは、破滅への第一歩に過ぎないのであった。
ざまぁ展開は第8話からになります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-20 08:09:12
72305文字
会話率:49%