勇者アルペジオは人類の代表として日々戦場で魔族との戦いに明け暮れていた。
終わらない戦争に辟易としている中でとうとう魔王との一騎討ちにまで追い込んだ。
魔王を殺せば平和な世の中になる。
信じていた希望は魔王との対話で消え去り、もはや生き
る意味さえ失ったアルペジオに魔王は提案する。
「私と共に世界を変えてみないか」
魔王の提案する人魔共存の世界に惹かれ、アルペジオは仮初の勇者の肩書を捨て魔王と共にもう一度立ち上がることを決意する。
これは、勇者と魔王で世界を変える物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 21:11:01
7562文字
会話率:32%
姉崎都は、アパートの隣人みこの異世界召喚に巻き込まれて異世界へ転移した。
転移した世界は、自分の子供を救いたい魔王が作り出した世界観の乙女ゲームの世界。招かれざる客の都は城外に放置されるが、城下街でバルドゥルと出会う。そのバルドゥルこそ
が、魔王が救いたい相手だった。
バルドゥルの知識を借りながら魔物討伐をし、報奨金を稼ぐ都。その間にバルドゥルとも仲良くなった。人魔共存を目指す世界観の中で疑似恋人を演じることになり、バルドゥルへの気持ちが育っていく。
疑似恋人を終了させる時、バルドゥルはみこに囚われた。バルドゥルを助け出すため奮闘するも、力及ばずに都は投獄される。その後、みこと和解しバルドゥルを救い出すことにも成功。バルドゥルに科せられていた「呪い」を外した。
魔王念願のバルドゥル救出が叶い、元の世界から乙女ゲームの記憶を消すと言われた。それはゲームに関わったもの全て――プレイしたことも、異世界転移した都やみこのことも、人々の記憶から消されるということ。都は異世界に残ることを決めるが、最後に家族に会いに行った。
異世界でバルドゥルと暮らし始めた都。順調に子宝に恵まれ、幸せな日々を送っている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-05 16:00:00
86358文字
会話率:51%
果てしなく続く戦乱の世を終わらせる。
戦災孤児の勇者ミックと仲間達は、不可能と思われる難題に挑む第一歩に、3流魔王と噂される魔王シーデスとの戦いを選んだ。
魔王の配下となる代わりに、会長、秘書室長、料理長、ご意見番になった4人は、弱小魔
王国の実権を得て、人魔が共存出来る国作りを始める。
しかし魔族や人族の大国は、人魔の共存など許さない。迫り来る大国の脅威に、魔王シーデスや、その部下の協力を得た4人は、人魔共存の旗を掲げて、新たな仲間達と共に戦いの道を歩み出す。
これは理不尽と戦う事を選んだ勇者と魔王、そして、それを支えた有名無名の勇者達の、血と汗と涙と笑顔の物語である。
*この作品は、以前投稿した短編の長編版となります。1話部分はほとんど変更ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-06 14:38:10
66197文字
会話率:57%
異世界の管理者が過労した主人公に、「異世界に転生させるお詫びに1つ願いを叶えよう」といい、主人公が『働かなくてもよくなりたい』と願い、なぜか樹木(魔樹)に転生してしまい、働きたくないと言いつついろんな事にてをだし、仲間と楽しく暮らしたり、町
を作ったりしていく物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-26 00:00:00
126097文字
会話率:32%
童話を目指した何か。
前半・童話部:ロッテと『勇者』達と、鳥籠の中のお姫様のお話。
(2015/01/15完結)
後半部の予定は未定。
最終更新:2015-01-15 07:49:37
15237文字
会話率:24%
勇者に憧れる少年と、山中の村で暮らす鍛冶屋の少女。
冬、雪の一番深くなる頃に、少年は少女に会いに行く。
たった一人、炎の傍で鋼を鍛える幼馴染み。
彼女のいる場所は、きっとこの世で一番暖かかった。
ミスリルの噂。冷たく硬い。欠ける事の無い
月。
少年のお話、+α。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-09 13:26:00
21881文字
会話率:33%