近代改修型フランカーSu-35SM。「私」はそのPV写真空撮の帰路、雷雲に飲み込まれて空の世界「ザ・スカイ」に転移する。
その世界に地表はなく、縦横に無限の大気が広がっていた。そこでは飛行機たちがひとりでに飛び、無線で語り合い、そして永
遠に飛び続けるための燃料を巡って生存競争を繰り広げていた。
もとの世界に戻るため私とフランカーは「雷鳴の淵」を目指して旅を始める。
※実在メカの人格化(擬人化までは行かない)を含みます。苦手な方はアボートしてください。
※ロシア機が主体ですが、用語をそのまま出すと語感もわかりづらいし打ちにくいので、適当に英語、ローマ字に置き換えています。ロシア語から英語に完訳、そのあと用語を残してマイルドに和訳したものだと思って読んでください。
カクヨムにも投稿しています。
○キャラクター
カティ:「私」語り手。ロシア空軍飛行実験隊テストパイロット。エカテリーナの愛称でカティ。
ジュラ:カティの乗機Su-35SMフランカー(ちょっとだけ架空機)。黄・茶・緑のデジタル迷彩。
ネフとイトナ:MiG-29M(9.15)の姉妹。それぞれ灰・緑の迷彩、濃紺・灰のツートーン。
メルー:3MN-2(給油機型)。銀・白のツートーン。空の世界歴が長い古参。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-03 17:33:22
22181文字
会話率:28%
高校生ながらもネット上でミステリィ小説を発表している、僕こと横須賀七罪がお付き合いを熱望している一つ年上の先輩で文芸部の部長を務めている防人海鳥は、実は何と三つ子の姉の睦美と妹の空実との三人で一人の存在なのであり、まさしく並列型の量子コン
ピュータそのままに全知的未来予測能力を誇り、ミステリィ小説等に登場してくる『名探偵』顔負けの推理力を駆使して、数々の難事件を解決していた。
しかしあまりに頻繁に並列化を繰り返したために、いつしか三姉妹の人格の境界があやふやになっていき、まさに三つの魂が一つにならんとし始めたところ、いの一番に消えてしまう人格は三人の中で唯一『名探偵』としては何の役にも立たない、ただの文学少女である自分に違いないなどと出す言い出す、海鳥先輩であったが──⁉
※この作品は、『カクヨム』様のサイト上においても、同時に公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-06 20:00:00
24637文字
会話率:48%
僕の学園の生徒会長の曼陀沙羅先輩は、由緒正しき名家のお嬢様で品行方正で成績優秀な完璧超人であるが、自分の立場を鼻にかけてむやみにリーダーシップをとったりはせず、万事においてあくまでも周囲との調和を大切にして物事を進めていくことを旨としてい
た。
同じく生徒会に所属している僕海燕銀太はそんな彼女に当然のように惚れ込んでしまい、勢いあまって告白を敢行したところ、無情にもあっさりと拒絶されてしまう。
普段の良好な関係を鑑みて彼女のあまりにつれない態度を不審に思い、それからもあきらめずに何度もアタックを繰り返したところ、根負けした会長は思わぬことを告げてきた。
「実は今の『私』は記憶喪失中の仮の人格に過ぎず、そのうち消えてしまう定めにあって、こんな私に思いを寄せても無駄なだけよ」──と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-20 20:00:00
22225文字
会話率:47%
今日はみんなの観察でもしようかな。
毒舌な僕の観察メモ。
作者が勝手に動物を人格化しています。イメージとのギャップに注意してください。異議はもちろん受け付けます。
※ichiji.social(マストドン)で宣伝しています。
最終更新:2018-04-06 11:12:21
1643文字
会話率:50%
主人公・仲間邦雄が革命会社に入社する。その会社とは革命を起こす事であり、その国を破壊する事である。だが、その革命会社はCIAから工作を委任された組織である。仲間邦雄はインターネットを知り尽くし、その正体が、単に革命を扇動するための手段にしか
なりえない事に気づいていた。仲間邦雄の投稿を拾ったエシュロン[バージョンアップする事で人工知能化・人格化した。]は次の指令を出す。
〝仲間邦雄による沖縄独立を画策せよ〟
遂に太平洋が世界情勢の舞台になろうとしていた。中東・東欧は騒乱により壊滅的になっており、世界は混沌に満ちていた。
そして東アジア諸国全てがアメリカ帝国の標的となる。
海上交通路の通る沖縄にアメリカ帝国の傀儡政権を樹立するのである。
それと同時に、アメリカ帝国の背後には《フィクサー》が存在していた。
それはピラミッド建設以来から始まる宗教である《フリーメイソン》であるが、
その正体とは救世主招来を究極的な目的としていた組織である。
《神の計画》が記された預言《聖書》は世界をこう導くのである。
バチカン、フリーメイソン、日本が建国された目的《日本国体》、ユダヤ民族
4大勢力がその究極的な目的を持っていた。救世主による究極政府の樹立
《神界》を地上全てに覆いつくす策略。
アメリカ帝国の背景にあった、そんな組織は、世界を現在に至るまで支配し、
《グローバリスト》として、《全ての海上交通路を支配する》事でアメリカ海軍を背景に
世界貿易システムを方向付け、世界総生産の半分を占めるたった500社の大企業、
そのグローバルスタンダードのシステム、秩序の全貌である
そして、遂に人類は最終局面に突入する。
《神の計画》として最期の推進者として仲間邦雄が駆り出される
沖縄で技術的特異点を引き起こし、その技術力をもって、世界全体に神界を広げる。
沖縄の独立が意味するもの、それは
《救世主政府の樹立》
において他ならなかった。
フリーメイソンは沖縄に、秘密基地《エリア62と呼ばれ、エリア52の継承基地。全ての秘密兵器・未来技術の開発を行ってる》の全ての技術力を転用する。
沖縄は仲間邦雄の能力《全ての軍事勢力の作戦・位置・進攻ルート》を予測する力に
その究極的な兵器が重なって、アメリカ帝国との戦争が開始される折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-20 07:57:46
1732文字
会話率:0%
真実を知ったショックで性格が曲がり、アル中、二重人格化するベアトリーチェ。相変わらずへたれのアーサー。女王になったけど性格問題アリのレティシア。
そんな三人を見守ったり、振り回されたり、呆れたりするマーセルたちの話。
最終更新:2013-06-21 23:55:42
32108文字
会話率:46%